備忘のため、ESXiにおけるネットダンプの設定を記載します。
ネットダンプとは?
ESXiはカーネルパニックが起きると「PSOD」と言い、WindowsでおブルースクリーンのようにOSがハングしてしまう現象が起きる。その時メモリの中身をネットワーク上に吐く機能のこと。
トラシューに用いる。
設定方法
ESXiで操作
TeratermなどのターミナルソフトでSSH接続し、以下コマンドを入力
esxcli system coredump network set --interface-name <vmk No.> --server-ip <vCenter IP> --server-port 6500
次にダンプ設定を有効かする以下コマンドを入力
esxcli system coredump network set --enable true
最後に設定を確認
esxcli system coredump network get
vCenterでの操作
「https://:5480」にてVAMIにログイン
次にサービス > 「VMware ESXi Dump Collector」を選択し、サービスを起動&自動起動する
これで設定は完了
PSODを発生させてみる
設定が完了したら、ESXiにログインし以下コマンドよりPSODを実施する
virsh -e set /reliability/crashMe/Panic
コマンドを実行後すぐにDCUIが紫一色の画面になり、ダンプを取得中のログが表示される
ダンプ取得後、Escキーで抜けてrebootコマンド
vCenterにSSH接続し、以下コマンドにてダンプが吐かれたことを確認
> shell
# ls -l /var/core/netdump...
あとがき
https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/7.0/com.vmware.esxi.install.doc/GUID-775F602C-7432-4259-B132-4EC1F38A7EE7.html
GUIからでも設定可能?要検証