はじめに
最近ではコロナウイルスの影響により、大学が超高額動画サブスクリプションと化しているとの話を耳にします。
私の通っている大学では全てがオンライン授業とまではいかないのですが、依然としてオンライン授業が多いのが現状です。
オンラインによる授業はスライド形式で行われることが多いのですが、中には不親切なことにその資料を配ってくれない先生などもいます。
きちんとメモを取ったりはしているつもりですが、自分は念の為必要なスライドのスクショを撮っています。
Macでのスクショは、スクリーンショット 2021-04-21 23.45.12.png
みたいな名前になると思うのですが、をスクショを撮った順番に連番のファイル名に変換して管理したいと思いました。
そこで利用するのが、Macに標準で搭載されているAutomatorというアプリです。
今回はこのAutomatorを使用して、複数のファイルの名前を時間順の連番に一括変換する手順を紹介します。
[Mac]オンライン授業で溜まった沢山のスクショを一括で連番の名前に変更する。
— M (@p_x9) April 28, 2021
標準で入ってるAutomatorで出来る pic.twitter.com/BsCI1Uzbe6
本編
1. Automatorを開く
初期だとその他の部分にロボットみたいなアイコンのアプリがあると思うのでそれを開き、任意のフォルダで新規作成を押します。
2. 書類の種類を選択する。
こんな画面になると思います。今回はクイックアクションとして作成したいのでこれを選択します。
3. 初期設定
この部分では受け取る内容などの指定ができます。今回は適当にファイルを選択しても大丈夫なように全てのファイルを受け入れた後で、画像ファイルだけ抽出するという形にします。
イメージ
項目とカラー
項目はクイックアクションの部分のアイコンになるので好きに設定してください。
4. 画像ファイルのみ抽出
別のファイルが混じっていたら除外するようにフィルタを設定します。
以下のように設定しました。スクショはpng
なので拡張子でフィルタしても良いかもです。
5. 並べ替え
画像の順番を並べ替えます。今回はスクショを取った順番にしたかったので以下のように設定しました。
6. 名前変更
スクショのファイル名変更です。
Finder項目の名前を変更
を使用するのですが、これまでと同じように追加しようとすると以下のようなダイアログが表示されます。
追加を押すとこれらファイルのコピーが新たに作成されてそのコピーに対しリネームが行われるようになります。
私は大元のファイル名を変えて欲しいので追加しない
を選んでいますが、各自判断してください。
数字のみの連番にしたいので以下のように設定して名前変更しています。
一番下の例のところでどんなものか確認出来るのでお好きなようにカスタマイズしてください。
7. 保存
保存を押すとクイックアクションの名前が聞かれます。これが実際に表示される名前なのでよく考えて決めましょう。
8. クイックアクションの有効化
システム環境設定->拡張機能->Finder の部分の先ほど作ったクイックアクションが表示されていると思うので有効化してください。
9. 終わり
拡張機能の削除
システム環境設定->拡張機能->Finder から削除したいクイックアクションを右クリックすると、Findarに表示というのが出てくるのでそのファイルを削除すれば消せます。
おわりに
読んでいただきありがとうございました。
直接的なプログラミングとは少しずれるのでQiitaに投稿するかは悩みましたが、アルゴリズム的な考え方につながる遊びにも良いツールであると感じたので投稿しました。iOSのショートカットアプリもプログラミングの導入としてもとても楽しいものだと感じています。
少し記事の内容が前後しましたが、前記事にありますSwiftで音声の逆位相化については次記事で投稿します。
ありがとうございました。