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円滑にiOS/Android並行開発するための心得まとめ

Last updated at Posted at 2016-04-12

円滑にiOS/Android同時開発するための心得まとめ

設計

◇UIパーツやフレームワークはそれぞれの素材・特長を活かす

当然ながら共通設計

  • define値やクラス名などを統一する
  • 永続化する項目を統一する
  • UIデザイン
    • マージンやセンタリングなどのルール統一
    • 端末/画面サイズに応じて、固定/可変する箇所の認識を合わせる

無理やりiOSのパーツをAndroidに適用しない

  • ダイアログやドラムロール(ピッカー)などのUIパーツ
  • iOSのタブ機能はAndroidでは画面上部かサイドメニューを検討
  • 戻る機能はAndroidではBackキーを活用

それぞれの特長を活かす

  • iOSではSQLiteを直接使用せずCoreDataを使用するなど

実装

◇開発者間の情報共有を密にする!

LOGの記述体裁を合わせる

  • ファイル名、メソッド名、行数、コメントなど体裁を合わせる
  • (ついでに…LOGはデバッグでのみ表示させる)

TODOの記載の仕方を合わせる

  • 不確定部分や拡張予定の項目は、ミーティングなどで共有したらコメントで残す

実装中に気がついた例外ケースを共有

  • もう一方でも同じケースが考えられるため

設計を見直す必要がある場合には共有

  • もう一方でも同じケースが考えられるため自分勝手に直さない!

■デザイン

◇画像作成

(特に指定がない場合) x1を念頭に、x2、x3の画像を用意する

  • どちらでも必ず使用するため

(参考)

iOS Android 解像度
非Retina mdpi 1px/1pt
hdpi 1.5px/1pt
Retina(@2x) xhdpi 2px/1pt
Retina(@3x) xxhdpi 3px/1pt
  • ファイル名にハイフンは使用しない (Androidで使用できない)

PJ管理

◇コーディング規約をメンバーに浸透させる

iOSとAndroidで表現が変わらない様にする

  • 例えば:ホーム画面とトップ画面とメイン画面など

◇iOSとAndroidの工数を同じと思わない

Android機種が多く機種依存もあるため、テスト工数も増える
傾向的にはAndroidの方が工数膨らみがち
見積り時には、サポートするバージョンや機種の合意を取ると良い

◇上の諸々の事情をなるべく顧客に知ってもらう

無理やり合わせるのは、工数もかかるしバグも生みやすいし、お互い美味しくないですよと伝える

  • (特にモックをiOSで作成した場合などで)iOSのデフォルトのアニメーションをAndroidに求められて工数増加などがある

■もう一歩踏み込むと

◇着手する機能の順番をずらす

設計時のスケルトンクラス(ガワにコメントやTODOを記載したもの)を共有する

  • ユニットテストの作成も同様

まだまだありそうですが、とりあえずこんなところで・・・

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