Unityで練習として構築中のプロジェクトをWebGLでサーバにアップロードしたら変なメッセージが出た。
多分、MIMEが登録されていないという警告だと思う。
MIMEについては世界中に良い説明がたくさんあると思うので割愛けど、今回は自社で使っているレンタルサーバ『さくらインターネット』のスタンダードタイプで、UnityのWebGLによって書き出されたプロジェクトをアップロードした際に遭遇したトラブルとその対処を備忘録として記述しておく。
使用レンタルサーバサービス:
さくらインターネット スタンダードプラン
Unityのバージョン:
2020.3.23.f1
何をしようとしたか:
Unityで構築したプロジェクトをレンタルサーバへアップロードしてプレイしてみようと思った。
どうやったか:
UnityのBuildでWebGLを選択しパブリッシュ。
FTPソフト(Adobe DreamWeaverを使用)からレンタルサーバへフォルダごとアップロード。
ウェブブラウザからアップロードしたフォルダへアクセスしたところ、WebGLアプリ起動時に以下のようなメッセージが表示された。
HTTP Response Header "Content-Type" configured incorrectly on the server for file Build/Demo.wasm , should be "application/wasm". Startup time performance will suffer.
(DeepLでの翻訳)Build/Demo.wasmファイルに対するHTTP応答ヘッダーのContent-Typeがサーバー上で正しく設定されていませんでした。スタートアップ時のパフォーマンスが低下します。
DeepL(すごい便利な世の中になったもんだ)の翻訳によるとContent-Typeがちゃんと設定されていないことが原因だってことなので、レンタルサーバの.htaccessファイルに以下の一文を追加した。
AddType application/wasm wasm
つまり、wasmファイルはアプリだよ
ってことをサーバにちゃんと明言したってことだと思う(違ったらすいません)。
ちなみにwasmファイルはUnityでWebGLを書き出すとBuildというフォルダの中に作られるファイルの拡張子(何をしているファイルかはよくわからんw)。
とにかくこれでWebGLアプリの起動時に、あの変な黄色い色で囲われたメッセージは出なくなった。
めでたし、めでたし