0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

[SOA対策]Cloud Watch

Posted at

CloudWatchとは

AWSリソース、アプリケーション、オンプレのモニタリング、監視の集約、ログの分析、トラブルシュート、自動アクション、運用状況の把握が可能

CloudWatchの機能

スクリーンショット 2022-09-25 9.01.10.png

CloudWatch Metrics

  • メトリクス
    • CloudWatchに発行された時系列のポイントのセット
    • CPU利用率などのメトリクス名を持つ
    • タイムスタンプと測定単位を持ち、作成されたリージョンのみ存在
  • 名前空間
    • CloudWatchメトリクスのコンテナとなり、異なる名前空間のメトリクスは相互に切り離される
    • AWS/service名
  • ディメンション
    -  インスタンスなどのメトリクスを識別するユニークなID
    - メトリクス値
    - 色々なメトリクスのデータの生成は基本は1分、カスタムメトリクスの高解像度を利用して最短で1秒
    -  基本のメトリクスの間隔はサービスごとに異なる。基本モニタリングと詳細モニタリングがある。
    • メトリクスデータの粒度で使用期間が決まる(1分間未満:3時間、1分:15日)  
  • Metrics Math
    • 数式を使用して新しいメトリクスを作成
  • スナップショットグラフ
    • GetMetric WidgetImage APIを使用してグラフのPNG画像を取得可能
    • Wiki、チケットシステム、チャットアプリ等への連携
    • CloudWatch Alarmsと組み合わせて異常通知にグラフを添付
  • CloudWatch カスタムメトリクス
    • 標準メトリクス以外のドクズメトリクスも監視可能
    • CLIの”Put-metric-data”でデータ登録
    • 高解像度なメトリクスを発行可能

CloudWatch で利用できるエージェント/プロトコル

  • 統合CloudWatchエージェント
    • メトリクスとログの両方を単一のエージェントで取得
    • クラウドでもオンプレでも利用可能
    • Windowsの両方に使える
    • agent、metrics,Logsの3つのセクションを持つJSonファイルで、取得対象などを設定
    • 全て取得するとコスト増なので、必要なデータのみ取得する
      - StatsD,Collectdのサポート(OSSの数値レポーティングツール)
      - カスタムメトリクスを取得
      - Collectdソフトを使用して、メトリクスをCloudWatchエージェントに送信

CloudWatch Alarms

条件を指定して、自動アクションの実行が可能。
アラームの状態はOK(正常値)、ALARM(異常値)、INSUFFCIENT_DATA(判定不能)の3種類。
INSUFFCIENT_DATAはデータ不足で発生するので、必ずしも障害を表すステータスではない。
また、Billingアラームで課金状況を監視できる。

M out of N(N個中、M個)のアラーム設定

不安定なデータに対して、評価期間内に閾値を超えたデータポイント数で評価。
短時間で変化が大きいメトリクスで誤報を抑制する。

CloudWatch Alarmsのアクション機能

状態変化した際に、以下をアクションとして連携できる

  • SNS:トピックを発行して、サブスクライブにEmailを指定してメール通知や、Lambdaを指定して、処理を実行できる。
  • EC2:インスタンスを自動停止、終了、再起動、復旧する。Auto Recoveryを利用。
  • EC2 Auto Scaling:負荷に応じてリソースを調整

CloudWatch Logs

システムのログファイルの監視、保存、アクセスが可能。ログデータの保存期間を設定可能。(1日〜永久)S3へのエクスポートも可能。

CloudWatch Logsメトリクスフィルタ

ログデータから特定の文字列のフィルタリングが可能。
メトリクスに一致したパターン数を記録。アラーム作成やSNS連携も可能。
(例えばerrorをフィルターにかけるなど)

CloudWatch Logs サブスクリプションフィルタ

ログをフィルタフィルタパターンに応じてリアルタイムに、Kinesis Data Streems/Kinesis Data Firehose/lambdaに転送する。1つのロググループにつき、1つのサブスクリプションフィルタを設定可能。
CLIからのみ設定できる。

S3へのログデータのエクスポート

コンソールからCLIより設定。タスクの完了には数秒から数時間かかる。
ログ調査のために、一部データをアドホック(特定の)に取得するパターンに活用。継続的に転送するなら、↑のKinesis Data Firehoseを使う方が良い。

CloudWatch Logs Insight

CloudWatch Logsのデータを検索して分析できる。
専用のクエリ言語と、コマンドを提供している。
Visualizationで可視化機能を提供しており、時間軸に沿ったトレンドやパターンを特定・分析する。

CloudWatch Dashboards

カスタム可能。AWSが推奨するベストプラクティスに基づいたダッシュボードを自動生成する”Automated Dashboard”がある。

CloudWatch Events

リソース変更のイベントや定期実行に応答してアクションを実行。
ルールの有効化・無効化が可能。

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?