LoginSignup
1
1

More than 1 year has passed since last update.

【VirtualBox】仮想環境構築~CentOS7~

Last updated at Posted at 2021-08-21

はじめに

この記事で下記が出来る。
★【Windows環境で仮想ソフト「VirtualBox」を使用して「CentOS7」を構築】

記事を書く背景/目的

・インフラSEで生きる身として、自身の技術スキルを可視化しておきたい
・周りの人に「この記事見れば簡単に環境構築や設定できるよ!」って言いたい【省エネ】
・特に後輩には予め役に立つ知識を知っておいてもらいたい
・その他、何か色々と役立つかも(転職する際のスキル・・・とか?)

環境

・ホスト環境:Windows 10 Home 20H2
・仮想ソフト:Oracle VM VirtualBox 6.1.26(後述でダウンロード)
・CentOSファイル:CentOS-7-x86_64-DVD-2009.iso(後述でダウンロード)

1.準備

1-1.CentOS7のダウンロード

・CentOS7をダウンロードするため、下記Webページにアクセスする。
https://www.centos.org/download/

・下記の赤枠を確認し、「7(2009)」→「x86_64」をクリック。
1_CentOS_ダウンロードWebページ_r1.png

・下記の赤枠をクリック。(何をクリックしても同じ)
2_CentOS_ダウンロードWebページ2_r1.png

・下記の赤枠をクリックし、CentOS7のisoファイルをダウンロード。
今回は、DVD用isoファイルを適用していく。一般的にコレが使用されることが多い印象。
詳しい内容が気になる方は画像にある「0_README.txt」の中に記載がある。ダウンロードし、確認するとよい。
3_CentOS_ダウンロードWebページ3_r1.png

・自身のPC上に下記ファイルが存在すれば、CentOS7のダウンロードは完了。
この記事時点でのダウンロードバージョンとは多少異なるかもしれないが、基本的には問題ない。次の項目に進もう。
4_CentOS_ダウンロード完了確認_r1.png

1-2.VirtualBoxのダウンロード/インストール

・VirtualBoxをダウンロードするため、下記Webページにアクセスする。
https://www.virtualbox.org/

・下記の赤枠をクリック。
01_VirtualboxTOPページ_r1.png

・今回はWindowsにて構築するので、下記の赤枠をクリック。
VirtualBoxのインストーラー(インストールするためのプログラム)がダウンロードできる。
02_ダウンロード前画面_r1.png

・ダウンロードしたインストーラーを実行する。下記を赤枠をダブルクリック。
xx_ダウンロード画面_r1.png

・下記はVirtualBoxのインストールするためのSetUp画面である。引き続き進んでいこう。下記の赤枠をクリック。
03_ダウンロード画面1_r1.png

・VirtualBoxプログラムを配置するフォルダの場所を変更できるが、デフォルトでよい。下記の赤枠をクリック。
04_ダウンロード画面2_r1.png

・こちらもデフォルトで良い。下記の赤枠をクリック。スタートメニュー場所からVirtualBoxをなくしたり、ショートカットをデスクトップなどに欲しくない場合は、チェックを外そう。
05_ダウンロード画面3_r1.png

・警告が出てくるが、無視してよい。下記の赤枠をクリック。
06_ダウンロード画面4_r1.png

・下記の赤枠をクリックし、インストールを開始。
また、次画面で、「変更を加えることを許可しますか?」という旨の画面が表示されるが、「はい」でOK。
07_ダウンロード画面5_r1.png

・インストール完了したら下記画面が表示される。下記の赤枠をクリック。
09_ダウンロード画面6_r1.png

・下記画面が出力されたら、無事VirtualBoxのインストールが完了だ。次の項目へ進もう。
※バージョンや環境によっては、画面内容が異なる可能性もある。
10_インストール後画面.png

2.CentOS7環境構築

2-1.CentOS7起動前の事前設定

・下記の赤枠をクリックし、仮想環境の事前設定をしていく。
10_インストール後画面_r1.png

・下記画面にて作成する仮想環境の名前を設定できる。任意の名前でOK。名前を入力したら赤枠をクリック。
作成する仮想環境プログラムの場所も設定できるが、デフォルトでOK。
01_centOS環境設定画面_r1.png

・仮想環境のメモリサイズを設定できる。後からでも変更可能なので、デフォルトでOK。
02_centOS環境設定画面2_r1.png

・仮想環境のディスク設定ができる。後からでも変更可能なので、デフォルトでOK。
03_centOS環境設定画面3_r1.png

・VirtualBoxのみで使用していく予定なのでデフォルトでOK。
04_centOS環境設定画面4_r1.png

・下記もデフォルトで問題ない。
05_centOS環境設定画面5_r1.png

・仮想環境のディスクサイズ設定ができる。後からでも変更可能なので、デフォルトでOK。
06_centOS環境設定画面6_r1.png

・下記画面が表示されたら、赤枠をクリック。
07_centOS環境設定完了画面_r1.png

・ネットワーク→アダプター1→ブリッジアダプターとして設定しましょう。
09_centOS環境設定画面(続き)2_r1.png

・ストレージ→コントローラー:IDEの空→最も右にある「ディスクマーク」をクリック。
さらに右に表示される「ディスクファイルを選択・・・」をクリック。
10_centOS環境設定画面(続き)3_r1.png

・先ほどダウンロードしたCentOSのファイルを選択し、「開く」をクリック。
11_centOS環境設定画面(続き)4_r1.png

・下記より適用されていることを確認。
12_centOS環境設定画面(続き)5_r1.png

・ディスプレイ→スクリーン→VBoxSVGAを選択する。これはCentOSを起動したときの画面が見切れないように設定している。
その後、OKをクリックし事前設定は完了。
19_centOS起動後設定5_r1.png
※本設定を行わないでCentOSを起動すると、下記ページのように画面が見切れてしまい、起動後の設定がかなり大変になる。↓
後ほど追加~~URL~~

2-2.CentOS7起動および設定

・事前設定が完了したので、いよいよCentOS起動していく。下記画面の「起動」をクリック。
13_centOS環境設定画面(続き)6_r1.png

・下記画面にてエンターを押下。もしくは60秒待つと下記画面が自動で初期設定画面へ切り替わる。
14_centOS起動後設定1.PNG

※なお、本画面は仮想環境(ゲストOS)上の画面であるが、Windows画面(ホストOS)へマウス制御を戻したいことは必ずある。その場合、右Ctrlキーを押下する。右Ctrlキーがない場合、Ctrl+Alt+Delキーを押下する。
※また、既に画面が小さくて見にくいと思った方はいるだろう。その際は、右Shift+Cキーを押下し、「切り替える」を押下すると、自由に画面サイズが調節可能になる。元の設定に戻したいときも、同様に右Shift+Cキーを押すとよい。

・下記の言語設定画面表示後、「日本語」を選択し、続行を押下する。
20_centOS起動後設定6_r1.png

・各種設定画面が表示されるが、特に今回は設定不要。インストールが開始される最低条件を満たすための作業を行う。下記赤枠をクリック。
21_centOS起動後設定7_r1.png

・下記赤枠をクリック。
22_centOS起動後設定8_r1.png

・元の画面に戻るが、左下の「インストールの開始」ボタンが押下出来るようになっている。赤枠をクリック。
23_centOS起動後設定9_r1.png

・下記画面の緑枠を確認すると、インストール中となっていることが分かる。
インストール中に赤枠のROOTパスワードを設定する。赤枠をクリック。
24_centOS起動後設定10_r1.png

・パスワードを設定し、左上の赤枠「完了」をクリック。
25_centOS起動後設定11_r1.png

・元の画面が表示される。緑枠が「インストール中」となっている場合は「完了しました!」の表記になるまで暫く待つ。
完了後、赤枠「再起動」をクリック。
26_centOS起動後設定12_r1.png

・下記画面が表示されたら無事インストール完了している。ログイン可能か確かめよう。赤枠にてエンターを押下する。
27_centOS起動後設定13_r1.png

・下記画面が表示されるので、「root」と入力し、さらに先ほど設定したパスワードを入力する。
28_centOS起動後設定14_r1.png

・下記画面が表示されたら、無事仮想環境上でCentOS7インストール完了である。お疲れさまでした。
29_centOS起動後設定15_r1.png

補足

これで仮想環境構築は完了だが、このままでは基本コマンドが打てない状態である。
例えば、インフラSEがよく使用する「ifconfig」コマンドも使用できない。
これは基本コマンドを実施するためのプログラムが無いからだ。

これを解決するために「yum」というコマンドにより「ifconfig」プログラムをインストールする必要があるが、そもそも本環境はインターネットに接続できない設定となっている。

よって、次回はインターネットに接続するための方法を記載する。

参考URL

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1