まえがき
Windows環境のVisual Studio 2019でBoost C++ Librariesのヘッダーファイルを使う方法です。ここではライブラリ(.libファイル)は作成しません。
すべてのC++プロジェクトにBoostを追加する
- Boost C++ Librariesのウェブサイトから欲しいバージョンの圧縮ファイルをダウンロードする。
- 例えば1.73.0ならhttps://www.boost.org/users/history/version_1_73_0.htmlの「boost_1_73_0.7z」または「boost_1_73_0.zip」。
- ダウンロードした圧縮ファイルを適当な場所に展開する。
- プロパティ マネージャを表示する。
- 適当なC++プロジェクトを作成して、メニューバーから「表示→その他のウィンドウ→プロパティ マネージャ(N)」をクリックする。
- 既に表示されていれば左右上下の「プロパティ マネージャ」をクリックする。
- 適当なプロジェクトの名前をダブルクリックして開く。
- 「Debug | Win32」または「Release | Win32」をダブルクリックして開く。
- 「Microsoft.Cpp.Win32.user」をダブルクリックして開く。
- 「VC++ディレクトリ」をクリックする。
- 「インクルードディレクトリ」にBoostのインストール場所を追加する。
- 「Debug | x64」または「Release | x64」をダブルクリックして開く。
- 「Microsoft.Cpp.Win32.user」をダブルクリックして開き、同様にインストール場所を追加する。
- Visual Studioを再起動する。