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Power BI(クラウド)「月単位」集計グラフの注意点

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月ごとの集計は年をスルー

先日作成した、月毎集計の折れ線グラフ「ツールヒント」を使うのが目的だったので触れませんでしたが、グラフとしては(振る舞いを認識していないと)意図しない集計となることがあります。

月単位グラフ注意点1

例えば、前回配置した「スライサー」の期間を14カ月にします。
January(1月)、Feburary(2月)には、2020年と2021年の合算値がプロットされます。

月単位グラフ注意点1_2

集計を年ごとに分けます

年ごとに分けるための対処例として「スライサー」を使う手があります。

月単位グラフ注意点2

「スライサー」アイコンをクリックすると、データが入っていない「枠」が表示されます。

月単位グラフ注意点3

右パネルから「日付 Year」を隣のフィールドにドラッグします。
「日付 Year」「日付 Month」は、日付型のフィールドを用意すると、自動で作成されるようです)

月単位グラフ注意点4

「スライサー」に「年」のデータが入ります。
このI/Fでは使いにくいので、「一覧」表示に切り替えます。
「スライサー」の枠の右隅の下向き矢印の先の部分だけの形状のアイコンをクリックし、「一覧」を選択します。

月単位グラフ注意点5

月単位グラフ注意点6

表示された「2020」をクリックすると、2020年のみ表示されます。

月単位グラフ注意点7

「ツールヒント」の説明のために作ったため、少々回りくどい方法での解説になってしまったかもしれません。
本来2020年から月ごとに2021年までの推移も表示したいところです。
デスクトップアプリケーションのPower BI Desktopだとその方法がわかるのですが、クラウド版ではわかりませんでした。

月単位グラフ注意点8

作業の区切り区切りに忘れずに保存します。

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