きっかけ

zabbixサーバの画面にアクセスすると、言語が英語表記であった。
設定>言語　を選択すると、「日本語(ja_JP)」がグレーアウトで選択できない...
また、言語の横に、以下のエラーメッセージが表示されていた。

You are not able to choose some of the languages, because locales for them are not installed on the web server.

どうやら、OS上に、日本語がインストールされていない..?

そのため以下の内容を実施した。

0.システム要件

サーバ：　Ubuntu Server 22.04 LTS
Zabbix : バージョン6.0

現在採用されている言語設定を確認します

# localectl

コマンド結果

   System Locale: LANG=ja_JP.UTF-8
       VC Keymap: n/a
      X11 Layout: jp
       X11 Model: pc105

あれ、日本語になっている...

zabbix公式に今回やりたいことの記載があったので、指示に従う

# vi /etc/locale.gen

以下ののコメントアウト外す

#ja_JP.UTF-8 UTF-8
↓
ja_JP.UTF-8 UTF-8

再読み込みする

# locacl-gen

コマンド結果

Generating locales (this might take a while)...
  en_US.UTF-8... done
  ja_JP.UTF-8... done
Generation complete.

サーバ再起動する
再起動しないと、反映されなかったので...

# reboot

今回は、日本語のみのインストールのため、相変わらずエラーは表示されますが、日本語（ja_JP）を選択できるようになりました。

Ubuntu上にZabbixの構築は何回か行っていましたが、サーバ構築時の言語設定がうまくいかなかったのでしょうか。この事象は小さいですが、初めてでした。localectl コマンドを認知していなかったので、また一つ学ぶことができました。