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標準ユーザーのWindows PowerShellでコマンドを使えるようにパスを通す

Last updated at Posted at 2018-04-04

会社のPCでインストールしたソフトのパスを通すのに苦戦したのでメモ
##環境##
Windows 10 Pro
アドミンユーザー:hoge\fuga
標準ユーザー:foo\bar (普段使っているアカウント)
##困ったこと##
普段自宅で使っているPCでは、インストールしたソフトはコントロールパネル→システム→システムの詳細設定→環境変数でPathを追加するだけでPowerShellで使用することができていました。
しかし、会社のPCではアドミンと標準ユーザーで分かれているせいか、ユーザー環境変数を設定してもPowerShell内でコマンドが使えませんでした。
##解決策##
PowerShell起動時にパスを追加するスクリプトを実行するように設定する。
まずPowerShellを起動して今のユーザーのスクリプトのパスを確認をします。$profileと打つと以下のように起動時に実行されるスクリプトのパスが表示されます。

 PS Z:\> $profile
 D:\Documents\WindowsPowerShell\Microsoft.PowerShell_profile.ps1

このパスにファイルを作成して、こんな感じに編集しました。

Microsoft.PowerShell_profile.ps1
 $Env:Path+= ";C:\MinGW\bin"
 $Env:Path+= ";C:\Program Files\Git\usr\bin"

スクリプトを実行するためにはスクリプトの実行ポリシーを変更する必要がある場合があります。管理者権限でPowerShellを起動して以下のコマンドで実行ポリシーを"RemoteSigned"に変更します。

 PS Z:\> Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

これでパスが通りコマンドが実行できるようになりました!

※追記

実はもっと簡単な方法がありました。
コントロールパネル->ユーザーアカウントのところにユーザーごとの環境変数を設定できるところがあり、そこを編集することで管理者権限がなくてもパスを通すことができます。

image.png

##参考##

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