MacOSでFlaskアプリを開発するための最小限の環境を作成するメモ。
各種バージョン
- Python 3.8.9
- pip 20.2.3
- Flask 2.2.2
プロジェクトファイル「test」を作成
mkdir test
cd test
「test」ディレクトリ内に仮想環境「venv」を作成
python3 -m venv venv
source venv/bin/activate
ターミナルのプロンプトの先頭が(venv) $ になれば仮想環境を有効化できています。
仮想環境を無効化する場合は、
deactivate
flaskをインストール
仮想環境を有効化した状態で、以下を実行
(venv) $ pip install flask
インストールされたパッケージ一覧を確認
(venv) $ pip list
ブラウザで「Hello, World!」と返すだけの最小限のアプリを作る
「test」ディレクトリに「app.py」ファイルを作成し、以下を記述
app.py
import sys
from flask import Flask,request
app = Flask(__name__)
@app.route("/")
def index():
return "Hello, World"
if __name__=="__main__":
app.run()
環境変数を設定する
Flaskアプリをローカルで起動するために、
- FLASK_APP
- FLASK_ENV
という2つの変数を設定します。
(venv) $ export FLASK_APP=app.py
(venv) $ export FLASK_ENV=development
(追記)dotenvをインストールして.envファイルから環境変数を読み込む
毎回環境変数をexportするのは面倒なので、.envファイルに記述した環境変数を自動で読み込んでくる設定にします。
(venv) $ pip install python-dotenv
.envファイルを作成して以下を記述
.env
FLASK_APP=app.py
FLASK_ENV=development
Flaskアプリを起動
(venv) $ flask run
アプリが正常に起動すると、
Running on http://127.0.0.1:5000
と表示されるので、ブラウザでhttp://127.0.0.1:5000
にアクセス。
と表示されていれば成功です。