要旨
VirtualBox 5.0 で準仮想化が利用できるようになったので Vagrant で VM を作るときに有効にする設定の紹介。
前提
- Vagrant 1.7.3+
- VirtualBox 5.0+
Vagrant のバージョンが古いとそもそも VM が立ち上がらないので注意。
設定
VirtualBox provider の customize
メソッドは VBoxManage
コマンドのラッパーなので、modifyvm
で新しく追加された準仮想化オプションを設定するように書けば良い:
Vagrantfile
Vagrant.configure(2) do |config|
# とりあえず VagrantCloud にある CentOS 7.0 イメージを使う
config.vm.box = "chef/centos-7.0"
config.vm.provider "virtualbox" do |provider|
provider.customize [ 'modifyvm', :id, '--paravirtprovider', 'kvm' ]
end
end
既存の VM がある場合は config.vm.provider "virtualbox" ...
だけ追記して vagrant reload
すれば反映される。