KUSANAGI で concrete5 を動かして速度測定 #concrete5

KUSANAGI で concrete5 を動かしてみて、速度測定してみました。
サーバーには、テコラスさんのex-cloudを採用し、Apache, PHP7, concrete5 という環境です。

KUSANAGI

KUSANAGIは、プライム・ストラテジー株式会社が開発して公開している仮想マシン・イメージです。WordPressが高速に実行できるようにチューニングされているので、WordPressを使うときに非常に重宝しますが、WordPress以外のアプリケーションを動かすこともできます。

KUSANAGIでは、WordPressの他のCMSをインストールすることができます。インストール時にオプション設定すると、concrete5, Drupalをインストールできます。その他のCMSの場合は、まずKUSANAGIをインストールしてから、CMSのファイルをアップロードしてインストールできます。

concrete5

concrete5は、ホームページ制作・運用管理をブラウザ上で行うソフトウェア(CMS)です。企業サイトやポータルサイト等に導入事例があるほか、マイ見積のようなウェブサービスにも用いられています。

またテーマやアドオンが公式サイトで公開されているので、ホームページを自分好みにカスタマイズしたい場合にも効率よく行うことができます。

KUSANAGIのインストール、concrete5のインストールにつきましては、この記事では省略します。公式ドキュメントをごらんください。

速度測定

今回は、原始的な方法で速度測定しました。
テーマファイルの先頭の

<?php defined('C5_EXECUTE') or die("Access Denied.");

の下に、

$start = microtime(true);

を追加しました。
またテーマファイルの末尾の

    </body>
</html>

の直前に、

<?php
$end = microtime(true);
$diff = $end-$start;
?>
<script>
    $(document).ready(function(){
        $("span.speed").text("<?php echo round($diff, 3);?>");
    });
</script>

を追加しました。
そして、かかった時間を表示したい箇所に、

このページの表示にかかった時間: <span class="speed"></span> (秒)

のように記述しました。

実際のスピードは

何回か試してみましたが、うちの環境の場合、0.025～0.035秒ぐらいのようです。KUSANAGI上でconcrete5を実行中から確認できます。