PythonでYouTube動画情報を取得する方法

はじめに

YouTube動画のタイトルや再生回数、説明文などの情報をPythonで取得したいと思ったことはありませんか？この記事では、代表的な2つの方法――「YouTube Data API v3」を使う方法と、ライブラリ「pytube」を使う方法――をサンプルコード付きでわかりやすく解説します。

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方法1：YouTube Data API v3を使う

概要

YouTube Data API v3は、Googleが公式に提供しているAPIです。動画やチャンネルの詳細情報、統計情報など幅広いデータを取得できます。

事前準備

1. Google Cloud Platform（GCP）でプロジェクト作成
2. YouTube Data API v3を有効化
3. APIキーを取得

詳しい手順はGoogle Cloud Platformの公式ドキュメントを参照してください。

必要なライブラリのインストール

pip install google-api-python-client

サンプルコード：動画情報の取得

from googleapiclient.discovery import build

API_KEY = '取得したAPIキーを入力'
VIDEO_ID = '動画IDを入力'  # 例: 'dQw4w9WgXcQ'

youtube = build('youtube', 'v3', developerKey=API_KEY)

response = youtube.videos().list(
    part='snippet,statistics',
    id=VIDEO_ID
).execute()

for item in response.get('items', []):
    snippet = item['snippet']
    statistics = item['statistics']
    print('タイトル:', snippet['title'])
    print('説明:', snippet['description'])
    print('公開日:', snippet['publishedAt'])
    print('再生回数:', statistics.get('viewCount'))
    print('高評価数:', statistics.get('likeCount'))
    print('コメント数:', statistics.get('commentCount'))

• VIDEO_IDはYouTube動画URLの「v=」以降の部分です（例: https://www.youtube.com/watch?v=dQw4w9WgXcQならdQw4w9WgXcQ）

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方法2：pytubeライブラリを使う

概要

pytubeは、YouTube動画の情報取得やダウンロードができるPython用の非公式ライブラリです。APIキーの取得が不要なので手軽に使えます

インストール

pip install pytube

サンプルコード：動画情報の取得

from pytube import YouTube

url = 'https://www.youtube.com/watch?v=dQw4w9WgXcQ'
yt = YouTube(url)

print('タイトル:', yt.title)
print('チャンネル名:', yt.author)
print('再生回数:', yt.views)
print('長さ（秒）:', yt.length)
print('公開日:', yt.publish_date)
print('説明:', yt.description)
print('サムネイルURL:', yt.thumbnail_url)
print('キーワード:', yt.keywords)

• 取得できる情報はタイトル、チャンネル名、再生回数、動画の長さ、説明文、サムネイルURL、キーワードなどです

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その他の方法

• requestsやBeautifulSoupでWebページをパースする方法もありますが、YouTubeの仕様変更やJavaScriptによる動的生成により安定性に欠けるため、基本的にはAPIや専用ライブラリの利用をおすすめします

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まとめ

• 公式API（YouTube Data API v3）：幅広い情報を取得可能。APIキーが必要
• pytubeライブラリ：APIキー不要で手軽。動画の基本情報取得やダウンロードも可能

用途や取得したい情報に応じて、最適な方法を選んでください。どちらもPythonで簡単にYouTube動画情報を取得できますので、ぜひ活用してみてください！