今回は「配列」と「オブジェクト」の共通している部分と異なる部分を意識するため、いくつかのトピックごとに分けてまとめてみる。
「ノンプログラマのためのJavaScript はじめの一歩」 第2章 JavaScriptの文法 より
データ型「配列」と「オブジェクト」の定義と特徴
どちらも以下の点で共通している。
- 複数のデータを
,
で区切り、1つにまとめることができる - 「値」には、変数同様に色んなデータ型を入れることができる
配列
-
[ ... ]
で囲われている部分 -
,
で区切られたそれぞれの値を 要素 と言う
var foo = [
'値A', // <- 要素
'値B'
];
オブジェクト
-
{ ... }
で囲われている部分 プロパティ名: 値
のペアで記述する-
,
で区切られたそれぞれのペアを プロパティ と言う
var foo = {
'プロパティ名1': '値A', // <- プロパティ
'プロパティ名2': '値B'
};
まとめ
配列とオプジェクトの大きく異なるポイントは プロパティ名: 値
のペアで記述する の有無だと思った。
実際の用途ケースがどう違ってくるのか、 dog
という変数名があったとして〜というケースで少しイメージしてみた。
配列を使うなら
ある種類において共通した名称の値を入れる時によさそう。
var dog = [
'Chihuahua',
'Shiba',
'Pug'
];
オブジェクトを使うなら
1つのデータに付随する様々なデータを入れる時によさそう。
var dog = {
'breed': 'Chihuahua',
'name': 'Doc',
'sex': 'Male',
'age': 7
};
今回はここまで。
次は「配列」と「オブジェクト」のデータ操作についてまとめていく。