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人から認められるエンジニアの仕事術。

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春ですね。
新人エンジニアの皆さん、新しい環境はどうですか?楽しいですか?

つらいですか?

同僚や上司、取引先とうまくコミュニケーションが取れずに、悩んでいませんか?
皆通る道なので、大丈夫です。

とはいえ、つらいことは早く終わらせたいですよね。

まだまだ未熟なぼくですが、それでも社会に出て10年が経ちました。
10年間、いろいろな人達と仕事してきました。

この10年で見えてきた、「人から認められるコツ」ってのを、エンジニア目線で書いてみようと思います。

少しでも、あなたの人生のお役に立てれば、これ幸いです。

「自分は頑張ってる!」だけでは、認められない。

仕事は結果がすべてです。結果なき過程は、誰にも認められません。
なので、「頑張っていること」だけを評価してもらうのは、諦めましょう。

夜遅くまでコーディングしていても、締め切りに遅れたら、評価は0です。
下手すると、マイナスです。

他人は、自分が思っている以上に、自分のことを見ていません。
何かしらの「結果」が出たとき、初めて他人は、その人の「過程」に注目するものなのです。

あ、家族や友人、恋人は見てくれるかもしれませんよ?
でも、それは仕事ではないのです。

ところで、「結果」とは、なんでしょう?

仕事で「結果」というと、「売上」とか「業績」っぽいですよね。
でも、新人にそんな「結果」を出すことは、なかなか難しいと思います。

じゃあ、別の「結果」を出して、認めてもらいましょう。

相手が欲しいものを与える

相手がほしいものを提供すれば、相手はよろこびますよね。
それが、「結果」です。

「売上」も「業績」も、実は同じです。
会社がほしいものは、「売上」や「業績」ですよね。
だから、会社がほしいそれらを提供できた人は、評価され、認められます。

相手が欲しいものを、想像しましょう。
忖度しましょう。

同僚や上司、取引先は、あなたに何を求めていますか?
相手が欲しい電話・メール・資料を、相手が欲しい内容で、相手が欲しいときに提供しましょう。

「新人は、元気が一番だ!」なんて上司がいたら、大きな声で挨拶するだけで、それは「結果」になります。

エンジニアでいえば、たとえば、なにか技術的なミスが発生してしまったとき。
以下の2名に、状況説明のメールを出すとします。

  • コードが読める上司
  • コードがわからないクライアント

コードが読める上司には、再発防止のために、技術的な詳細を説明するべきでしょう。

でも、コードがわからないクライアントに、サーバーの設定や、使っているライブラリのバージョンを伝えても、混乱してしまう可能性が高そうです。

まずは誠意をもって謝罪して、技術的な説明は抽象度をあえて高めにし、復旧までのスケジュールを詳細に伝えたほうが、安心してくれるかもしれません。

すぐには認められない

結果をひとつ、ふたつ出したところで、残念ながらすぐには認められません。

ぼくは、仕事はポイント制だと思っています。

結果を出せば出すほど、お仕事ポイントが溜まります。
逆に、ミスをすると、お仕事ポイントが減ります。

たくさんお仕事ポイントを持っている人は、たくさん結果を出した人なので、認められます。
失敗しても、たくさんポイントを持っているので、すぐには信用を失いません。

ちなみに、お仕事ポイントが少ない新人がミスしたとき、誰が不足分のお仕事ポイントを支払っているかがわかると、ポイントが溜まりやすくなります。

大切なのは想像力

当たり前ですが、同じ思考回路や感情をもつ人間は存在しません。
また、同じ人間でも、環境によって考えることは変わります。

明るい人、暗い人、偉そうな人、腰が低い人、うるさい人、静かな人。
眠いとき、満腹のとき、元気なとき、落ち込んでるとき、寒い時、イライラしてるとき。

その時々で、想定される事象を、想像できる限り出してみてください。
その中から、相手が一番欲しがるものを、提供してください。
「こうしたら、こうなる?」の数だけ、強くなれます。

強い人は、結果がでます。
結果が出ると、認められます。

まとめ

  • 過程は評価されない。結果がすべて。
  • 相手が欲しいものを与える。
  • お仕事ポイントを貯める。
  • 「こうしたら、こうなる?」をたくさん出す。

おまけ「自分の意見を通すエンジニアの仕事術」

基本は、「10我慢して、1通す」です。
我慢の数は、お仕事ポイントが増えると、減ります。

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