分からないことを同僚・上司に質問するとき、丸投げで質問するのは良くないけど、
とはいえ質問できずに問題解決できないのも良くない。
じゃあどうすればええんじゃ!というのを以下にまとめる。
なぜ丸投げ質問をしてしまう??
そもそも何がわからないのかが分かっていない
教えられたことや既存の情報に対して、文字通りには理解したものの、その意図や背景まではくみ取れていないパターン。この場合、実践で不明点が出たとき「なぜそうなったか」がうまく言語化できないがために、抽象的な質問になりやすい。
自分で解決しようとする気がない
「自分で調べるより、分かる人に聞いた方が早い」と考えていたり、「質問は少なからず相手の時間を取ること」という認識が薄いパターン。この場合、期限に追われていたりでその場しのぎでの課題解決を求めている時に陥りがち。
男とデートしたときに「どうせおごってくれるやろ」と思って財布も出さん女か!と質問された側は思います。
まあおごるんやけどね!
どう質問するべきか??
今の自分の状況を整理する
質問する前にまず時間を取って以下のことを言語化できるレベルで整理する。
・何が分からないのか
・何が分かっているのか
・どこまで何をしたか or できるか
・最終的にどうしたいのか
これをしたら意外とすんなり自己解決できたり、質問が具体化されてその後の質問のやり取りの時間を削減できる。
ただ自己整理に時間をかけすぎるのも問題なので、かの有名な15分ルールでやればよい。
問題が起きた時は
【1】最初の15分は自分自身で解決を試みる
【2】15分後も解決していなかったら必ず人に聞く前者を守らないと他人の時間を無駄にし、後者を守らないと自分の時間を無駄にする。
15分かけてももし解決できなかった場合は、自分の実力・知見不足と割り切って
整理した情報を握りしめてさっさと質問しましょう!!
「答え」ではなく「答えの求め方」を知ろうとする意識
「答え」を直接聞いた方が確かに解決するまでの時間は速いと思う。
でもそれだと自分の理解は深まらないし、「答え」を求める作業を質問に答えてくれる人に
丸投げするわけなのでその人の時間を奪います。
(「答え」を聞いた方がよいパターンもあるんで一概には言えませんが)
まあ自分の知識がない領域については答えを教えてもらいたくなるよな。楽やし。
(気持ちはすごいわかる)
最後に
なにも意識せずに質問しても、結局その場しのぎになるだけで深い理解は出来ずに、
同じ質問をしてしまったり、自分の時間も質問される側の時間も潰してしまったり悪いことしかない。
逆にこれまで書いてきたような意識で質問すれば、自分の問題解決能力や知見が向上するし、
解決までの時間も短くなると思う。