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文系からエンジニアへ。1年間のギャップイヤーと就活で得た学び

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はじめに

この記事は、自分が就活を通して考えたこと・行ったことの整理として書いています。現段階の自分がこんな記事を書くのもどうかと感じましたが、同じように文系からエンジニアを目指す誰かの参考になれば嬉しいです。

プログラミングとの出会いと、ギャップイヤー

ここはポエム色が強いので、就活の話のみ見たい人はこちら

大学では文系の学部に所属していたのですが、ふとしたきっかけでプログラミングに出会いました。最初はものづくりという純粋な楽しさから始まり、そこから少しずつ日常的にコードを書くようになっていきました。

その後「プロダクト作りに没頭できる期間を取りたい」と思うようになり、1年間のギャップイヤーを取ることに決めました。ギャップイヤーを取る不安もありましたが、結果的にこの期間は、自分にとって大きな意味のある時間でした。プロダクト開発に没頭でき、何より「サービスをどう作るか」「どうやってユーザーに届けるか」といったことに真剣に向き合うことができました。

ただ、うまくいかないことも当然多く、特に、プロダクトを多くの人に使ってもらう難しさは痛感しました。
当たり前ですが、作って公開するだけでは届かない。その中でSNSマーケティングなどを通じて認知を広げていく過程を経験し、「良いものを作ること」と同じくらい「認知、マーケティング」も大切だと再認識させられました。

結果的に、この経験が就活の軸になります。

就活編

自分の場合は、新卒や微経験での応募だったので、高度な技術力が求められることはあまりありませんでした。その代わりに重視されていたと感じたのは、大きく分けて以下の3つです。

  • ミッションや事業内容への共感
  • 人柄がその企業にフィットするか
  • 一定レベルの技術力

それぞれ具体的に話したいと思います。

ミッション・事業内容への共感

面接を受ける中で強く感じたのは、「自分の原体験と、その会社でできることに一貫性を持たせること」 がとても大事だということです。小さな経験でも構わないので、それがその企業のビジョンや事業内容とどうつながっているのか、自分なりに筋の通った話を持っていると、自然体で話すことができました。
無理して嘘をつかなくていいのは、自分にとっても面接に臨む上での精神的な支えになりました。

人柄が企業に合うか

入りたい会社と自分の人柄が合うかは、正直「運」みたいな側面もあるので難しいですが、共通して大事にされていたと感じたのは「素直さ」と「謙虚さ」でした。なので、この点が伝わりさえすれば最低限は大丈夫なのかなと感じます。

また、カジュアル面談をしてくれる会社では、選考に進む前に事業内容や社風について直接話を聞くことができる場合も多かったので、とても参考になります。

一定の技術力

技術面では、自分でプロダクトを作ってみることが何よりも効果的だったと思います。特にエンジニア採用では、UIの見た目よりも「どれだけ細かい部分まで気を配れているか」が評価の対象になっていたと感じます。

思いつく範囲になりますが、具体的には以下のような点が話題になりました:

  • テスト設計の方針
  • CI/CD の活用
  • クラウドサービス(例:GCPやAWS)を使った経験
  • 技術選定の理由

これらの点に自信を持って話すことができれば、特に評価していただけるのかな?って思います。

また、面接の中で 「公式ドキュメントやGitHubのIssueを読む習慣があること」 も話したところ、評価していただける場面が何度かありました。答えを探すときに、まず一次情報を丁寧に読む姿勢は、意外と見られているのかもしれません。

他にも、これは会社によると思いますが、自分は単に技術を追うだけでなく、「ユーザーにどう価値を届けるか」という視点を個人開発でずっと考えていたので、その話をした際も面白がってくれることがありました。


もちろん会社がどこを重視するかは傾斜があると思いますが、面接では以上の3つの点を、自信を持って伝えられる状況になる必要があると感じました。

振り返り

良かったこと

  • 自分で手を動かしてプロダクトを作ったこと
  • 自分が実体験として感じた課題に出会えたこと

どれだけ、自分が嘘をつかなくて良い状況になってるかが大切だと感じた。
文系やギャップイヤーを取ったことがマイナスに生じることは覚悟していたが、自分の言葉で話せば納得していただけることが多かった。

するべきだったこと

  • もっとチーム開発の経験(インターンでもハッカソンでもよかった)
  • 面接の場数をもっと踏むこと(経験を積めば、次はうまく答えられるようになる)

カジュアル面談なんかも、手間に感じる気がするけど、フラットに会社の説明をしてもらえるし、初めから積極的に行うべきだった。

あまり意味なかったと感じたこと

  • 資格の取得(基本情報技術者、TOEIC 840など)

選考を通してあまり影響してる気はしなかった。書類選考には影響ある?かもだけど分からない。

最後に

結果的に、自分は個人開発を通して「マーケティングの難しさと大切さ」を実感した経験から、「Webマーケティングを大衆化する」を掲げる株式会社ベーシックに内定をいただきました。

ペーペーすぎる段階でこんな偉そうな記事を書くのはどうかとも思いましたが、自分自身の振り返りと、誰かにとっての参考になればと思って書きました。

ここまで読んでくださってありがとうございました!!

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