音声自動介護記録ソフトの進捗報告
概要
現在、音声を解析し、介護記録を自動で生成するソフトウェアの開発を進めています。本記事では、現在の進捗と技術的な課題について詳しく説明します。
進捗状況
音声解析とデータベース登録
音声データをAIが解析し、データベースの対象テーブルおよびカラムを特定する機能は実装済みです。解析した結果は、データベースの指定シートにレコードとして自動登録される仕組みが整っています。
データ参照の課題
お客様の日報シートにデータを反映させる際、特定の日付およびテーブルに基づいてDBからの記録を取得することはできます。しかし、手動でお客様日報を編集したい場合、セルに色を付けて参照する手法では編集ができないという問題に直面しています。
技術的課題と解決策
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DB参照の制限
セルに色を入れる参照方法では、ユーザーが手動で編集することができず、またその編集結果をDBに逆にインサートすることもできません。この制約が、ユーザーの操作性を制限していました。 -
スクリプトによる監視機能の実装
現在、スクリプトを用いてデータシートの対象セルを監視する仕組みを構築中です。このスクリプトでは、DBに新たにインサートされたデータと、ユーザーによって編集されたデータを同期させることを目的としています。
今後の展望
この監視機能が正常に機能すれば、ユーザーはお客様日報を自由に編集できるようになり、編集結果をデータベースに逆インサートすることも可能になると考えています。これにより、より柔軟で使いやすい介護記録ソフトの実現が期待されます。
以上が、音声自動介護記録ソフトの現在の進捗と技術的課題に関する報告です。引き続き開発を進めていきます。