リスク(=プロジェクトを失敗に導く可能性のある要因)
1.早めに見つけて早く対策をとること
代表的なリスクポイント
•新技術導入による開発工数、パフォーマンスの不安、人員不足
•検収・リリース条件の不明
•スコープのぶれ(仕様がぶれるのは不可避)
•ステークホルダーの不参加などにより、後半でのプロジェクトの方針転換、中断等
•新しい取引先、リソース導入による想定外の遅延、トラブル
とにかく早めに手を打つことが大切。内容によってはすぐには対処できないものがあれば「いつ対処するか」を早めに決めればよい。
2.自分にも他人にもミスがないことを前提としないこと
自分と同じレベルを他人に要求しないこと。リスクを検討するのもメンバーと協力して。
最後に予算と期間は少なくとも2割増ししておきましょう。どんなに頭を振り絞っても未来におこる想定外のトラブルは予測できません。それに備えてバッファを準備。これはゴールドラット博士の「ザ・ゴール」でも紹介されたTOC理論をプロジェクト管理に応用した考え方でもあります。