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Windows 64ビット版向けアプリケーションを設計・開発・運用しようとするときにハマらないための留意事項

Last updated at Posted at 2016-02-04

サーバOSでは Windows Server 2008 R2 以降は64ビット版のみ、クライアント用OSでも Windows10 がリリースされ、メモリが潤沢に搭載されるようになった昨今、業務用ではまだまだ Windows7 が多いものの、64ビット版で利用することも多くなりました。
32bit版 OS 上で開発・テストを行ってOKであったので、64bit版 OS にセットアップ・運用をしようとすると...

  • EXE・DLLが見つからないで異常終了
  • 行った設定が表示されないでエラー

などの不具合に見合されることがあります。運用設計時、次の内容を確認しておくことをおすすめします。

Microsoft Office を利用するか?

Excel、Word、Access などは、一般的に 32bit で動いています。マクロからCOMを呼び出す場合などには、アーキテクチャ (32bit? 64bit?) 関連が一致していることを確認します。

ODBCドライバを利用するか?

ODBCドライバ、DBクライアント、利用するアプリケーション、おのおののアーキテクチャ (32bit? 64bit?) が一致していることが必要です(64bit版OS では、ODBCデータソースを登録するツール (adbcad32.exe) は32bit用(%systemroot%¥SysWow64 内)と64bit用と両方用意されています)

Excel・Access(mdb) 用の 64ビットドライバ

Microsoft Excel や Access となじみ深いドライバ "Microsoft.JET.OLEDB.4.0" は 32ビット用のみですが、これの 64ビット版的な "Microsoft.ACE.OLEDB.12.0" なるものが用意されているそうです。


適宜、書き加えます...

各リンク先の皆様に感謝申し上げます!

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