0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

TeratermでIMAP4の操作をしてみる(注意点)

Last updated at Posted at 2018-01-05

IMAP4メールクライアントアプリケーションの制作がてら、TeraTermでIMAP4サーバの操作をしてみました。

リファレンス

@ ITさんの連載

注意点

  • IMAP4プロトコルでは、行の区切りは CR+LF です。TeraTermの初期設定では改行コードがCR+LFになっていないはずなので、「設定」メニューの「端末」から送信・受信とも改行コードを CR+LF に設定する必要があります(でないと、最初の応答メッセージのあと、コマンドを入力しても応答がなく固まります)同じく、ローカルエコーを有効にして、自分が入力した内容を表示させることがおすすめです。

p1.png

メモ

  • パスワードなどの文字列中に括弧が含まれると解析に失敗してエラーが返されてしまいます。その場合、パスワードなどを "" で囲むと大丈夫です。
  • STOREコマンドでつけられるフラグのうち、¥Deletedも恒久的とされ、LOGOUT(TCP接続解除)して再びログインしたあとも¥Deletedフラグはついたままです。この点、POP3プロトコルのDELEコマンドとは異なります。
  • STOREコマンドでメッセージに¥Deleted をつけると、同時接続中のThunderbirdなどではその段階でメッセージ一覧から消えます。コマンドを発行したクライアントだけではなく、同じ対象へ接続している各IMAP4クライアントへ、変更された内容が一斉配信されるようです。ちなみに
    ¥Deletedフラグを消すと、そのメッセージは一覧に復活します。完全に削除してストレージ使用量を減らすには、¥DeletedフラグをつけてからEXPUNGEコマンドを発行します。
  • EXPUNGEコマンドの効果は、SELECTコマンドで選択中のメールボックス内のみです。
  • SEARCHコマンドのBEFOREオプションやSINCEオプションで指定する年月日の書式は、日付-月英略称-年(例:1-Jan-2018)です。(ご参考)
0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?