GitHub Copilot のコード補完をワークスペース単位でオフにする

🎯 結論

./vscode/settings.json を以下のように書く。

settings.json

{
    "github.copilot.enable": {
        "*": false
    }
}

1. はじめに

最近は GitHub Copilot に頼り切った個人開発を行っており、コード補完の Tab キーを頭空っぽで押していることに気がつきました😅。就活のためにコーディングテスト対策を始めたとき、Tab キーの連打は流石にテスト勉強にならないと感じ、ワークスペースごとにコード補完をオフにしたいと思ったわけです。

2. 手順

1. コマンドパレット（ Ctrl + Shift + P ）から「 github copilot enable 」などと検索し、"GitHub Copilot: Toggle (Enable/Disable) Completions" をクリックする

   

2. .vscode に settings.json が書き加わる

• 全体設定よりもワークスペースの .vscode/settings.json が優先される

• 以下は無くても問題ないと思われる

  settings.json

  {
      "github.copilot.enable": {
          "*": false,
  -       "plaintext": false,
  -       "markdown": false,
  -       "scminput": false
       }
  }
  

コード補完のみのオフであり、Copilot Chat などは使えます。

3. 応用

特定のファイルだけのオン/オフができるので、例えば次のようなことも可能です。

事例①:

• 原則コード補完はオフだけど、Python にまだ慣れてないから、Python だけコード補完オンにしたい

  settings.json

  {
    "github.copilot.enable": {
        "*": false,
  +     "python": true
     }
  }
  

事例②:

• 原則コード補完を使いたいけど、.txt や .md には要らないかな

  settings.json

  {
    "github.copilot.enable": {
        "*": true,
  +     "plaintext": false,
  +     "markdown": false
     }
  }