20
19

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

IntelliJ IDEAからSonarQubeを使う(SonarLint)

Last updated at Posted at 2016-07-26

以前、プログラム品質管理ツールSonarQubeに関する記事を投稿しました
今回はその関連です。

概要

SonarQubeの開発を行っているSonarSource社は、各種IDE向けのSonarLintというツールも開発しています。これらはプラグイン形式で提供されており、SonarQubeのソース静的解析(Analyze)機能と同等のことをIDE上から利用できるようになっています。

001.png

2016年7月現在、Eclipse、IntelliJ IDEA、Visual Studio向けのプラグインと、SonarLint for Command Lineというコマンドラインツールが提供されているようです。

今回はIntelliJ IDEAのプラグインを試してみます。

前提

  • IntelliJ IDEA ULTIMATE 14.1.3
  • SonarLint 2.2
  • SonarQube 5.6

セットアップから利用まで

セットアップ

  • 公式サイトからIntelliJ IDEA用プラグインをダウンロードします。

  • IntelliJ IDEAでSettings -> Pluginsを表示します。

  • Install Plugin from diskからダウンロードしたzipファイルを選択します。

  • これでプラグインとして追加されました。OKで再起動を促されます。
    003.png

セットアップはこれだけです。

検証

  • 対象のソースをエディタで開き、コンテキストメニューからAnalyize this file with SonarLintを選択します。
    004.png
  • SonarLintタブに検証結果が表示されます。
    007.png
  • 指摘事項を修正後ソースを保存すると即座に再解析され、SonarLintタブの指摘一覧に反映されます。
  • エディタで新たにファイルを開く度に解析が行われています。(logタブ)
    008.png

SonarQubeとの連携 (Connected Mode)

  • SonarQubeサーバーへの接続情報を設定することで、SonarQubeサーバーで解析を行うこともできます。
    006.png

まとめ

ある程度の規模かつ複数人での開発の場合は、SonarQubeサーバー一箇所で解析・チェック内容を定義したうえで、IDEからConnected Modeで利用するという運用が良さそうに思います。

今回は載せていませんが、IntelliJ IDEAのPHPプラグイン上でも静的解析が行われることが確認できました。

20
19
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
20
19

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?