はじめに
社内では、アンガーマネジメントが出来ていない人をよく見かける。
部下の進捗が悪い時、自分の仕事の進捗が悪い時、他人を理不尽に叱ったり、声には出さないものの不機嫌な雰囲気があからさまに出ていたり、、
そんな姿を見て、もしかしたら私も、不測の事態が起きた時、自分では意識していなくてもこのような人と同じように、険悪な雰囲気を作ってしまっているかもしれない。
そんな人間にはなりたくないので、今回はアンガーマネジメントについて書いていこうと思う。
世には、アンガーマネジメントの方法がいっぱいあると思いますが、今回書くアンガーマネジメント方法は、個人の経験に基づく考察によって考えたことです。
絶対に正しいと思っているわけではないので、ご了承ください。
そもそも、アンガーマネジメントとは
怒りの感情をコントロールすること。
怒りの感情って、なかなか自分ではコントロールするのは難しいですよね。
ひとりで好きなように生きていれば、なかなか怒りの感情は湧かないけれど、組織に属すると自分ではどうしようもないことが起きて、怒りの感情が沸くのではないかと思います。
なぜ人は、怒るのか。
きっと、自分や他人への期待と、結果が違った時に人は怒るのではないかと思います。
例えば、自分の仕事が予想よりも進捗が悪くて焦ったりイライラしてしまうこともある。
ただこの感情は、自分が自分に期待しすぎていたため、生まれたのだと思う。
また、他人から理不尽なことを言われたとき、「なんでそんなことを言われなきゃいけないんだ」とイラッとすることもある。
これに対しては、相手がそんなことを言わないだろうと、他人に期待していたためイラッとするのかもしれない。
相手が、元から理不尽なことを言うかもしれないと思っていれば、言われた側が傷ついたり、イラッとする必要もない。
自分にも他人にも、期待を減らすことが、イラッとせずに済む一番の方法なのではないかと思います。
期待しないその他のメリット
〜喜びの基準が低くなる〜
これは出来て当然だろうと期待をしているよりも、これが出来た!と言う喜びが大きくなる。
例えば、自分はいつまでにこれができるだろうとそもそも期待しなければ、目標を達成した時の喜びも大きくなる。
自分や他人への、自分の中での固定概念を外すことが大事。
『アンガーマネジメント』は自分も周りも救う。
雰囲気だけでも怒っている人が周りにいると、ビクビクしますよね。
自分が怒った雰囲気を出さないだけで、周りはビクビクしなくて済むし、自分も怒る人と言うイメージを持たれなくて済む。
つい私も自分や他人に期待しがちなので、アンガーマネジメントも兼ねて、常に意識していこうと思います。