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アウトプットは、『自分の歴史の本』になる

Last updated at Posted at 2024-06-29

はじめに

今入社3年目になり、この2年SIerにて開発をしていました。
ハードなPJもなんとか乗り越え、社会人として頑張ってきたものの、2年前の今頃具体的に何に困って、何を考えていたかを思い出すことはなかなか難しい。
なんなら、1ヶ月前の自分が何を考え、学んだかも思い出せない。

なぜ思い出せないのか。
原因はただ一つ、プロセスのアウトプットをしていなかったから。

もちろんPJとしての、設計書だったり、コーディングだったりのアウトプットはしてきたが、その成果をあげるまでの分からないことや、感情などのプロセスのアウトプットを全く残していなかったことを後悔している。

なので、今回はアウトプットの重要性について書いていこうと思う。

なぜ今までプロセスのアウトプットを怠ってきたのか

結論から言うと、会社から求められた成果物のアウトプットで満足してしまっていた
この会社から求められた成果物のアウトプットとは、設計者やコーディングなど納品に関わるもののことである。

入社3年目となり、後輩も増えてきた。
後輩に相談された時、自分が彼らと同じ立場だったとき、何が分からなくて何に困っていたのか、あまり思い出せないことに非常に焦りを覚えた。

今思えば、アウトプット = 納品関わる成果物 + 成果物作成に至るプロセスをまとめると言う意識を入社時から持っていられた良かったと思う。

『プロセスのアウトプット』をするメリット①
〜同じ過ちを繰り返さなくて済む〜

過去に分からなかったこと、そしてその解決策を記載しておけば、すぐに振り返れる上、アウトプットした分、記憶に残りやすくなり、同じ過ちを繰り返さなくて済みます。

いわば、プロセスのアウトプットは、『自分の歴史の教科書』
小学生の時の歴史の授業の内容なんて、今となればほとんど覚えていなかったりするが、歴史の教科書さえあれば、思い出したい時に見返すだけで、内容を理解することができる。

そして、このプロセスのアプトプットを周りの人に共有すれば、周りの人が同じことに躓いた時の参考になります

『プロセスのアウトプット』をするメリット②
〜整理ができて、説明しやすくなる〜

このプロセスのアウトプットをしておくことで、周りの人に自分の成果物について質問された時に、説明がしやすくなるのもメリットだと思います。

自分の頭の中で考えたことをすぐに、口で説明するのは難しい。
でも、分からなかったことや、その解決方法をメモしておくだけで、一回アウトプットしている分、口頭でも説明しやすくなる。

丁寧に書く必要はないと思います。
後で自分が振り返った時に理解ができればそれでいい

アウトプットは、『自分の歴史の本』になる

アウトプット場所は、
社内のメモ機能だったり、このQiitaだったり、個人ブログだったり、どこでもいい。
社内でのアウトプットに加えて、私はQiitaでもっと前からアウトプットをしておけば良かったと感じている。
(Qiitaは、社外の普段は関わることのできない同業者の意見も読めて、刺激になるため。
)

ものにも寄るが、プロセスのアウトプットは30分もあればきっと大体は書けるだろう。
未来の自分の投資のためにも、このアウトプットをぜひ他の人にも薦めたい。

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