bibtexを人におすすめしている割にはいろいろと問題を抱えている身です。
目下,電気学会やその他の学会のスタイルファイルの整備のため
- 日本語と英語の文献を矛盾なく制御できる手法
を渇望しています。今回のは別件で,調整版bstファイルを作成したというお話。
[Online] Available的なのが出るBSTスタイル
あんまり吟味していないですがよく使うbstファイルとして
- IEEEtran
- ieice2
bstファイルはTexを入れたフォルダのshareのどこかに入っているみたいですがネットで探した方が見つけやすいです。
以下のIEEEtranのbstファイルの中にあります。
http://www.math.md/files/download/csjm/2016/IEEEtran.bst
bstファイルを編集
IEEEtranのbstを適当な名前で保存します。
開くと,L85-87にて(85-87行目の意味)
% #0 turns off the display of urls
% #1 enables
FUNCTION {default.is.use.url} { #1 }
という記述があるのでこれをL87の部分を#0に変更してしまいます。
別解:Biblatexを用いたスタイル編集
Biblatexを使えるなら簡単にこのような制御が実現可能なようです。
余談:urlをはみ出させない
urlを書くとはみ出すことがありますが,usepackageで[hyphen]を引数にするとこのはみ出しを結構キチンと補正してくれるみたいです。
http://myfuturesightforpast.blogspot.com/2013/12/breakable-url-with-long-hyphenation-word.html