唐突に…
このフリーザは変身をするたびにパワーがはるかに増す・・・その変身をあと2回もオレは残している・・・その意味がわかるな?
ドラゴンボール最大の敵と言えば私の中ではフリーザ様。
は、どうでもよくて本題に入りましょう。
ウォーターフォールとアジャイルの違い
ウォーターフォールとアジャイルの違いとはなにか。という話題をPMBOKガイド(第6版)を元に考えます。
本文中の引用は全てPMBOKガイド第6版から取っています。
ウォーターフォールってなに?
- 予測型ライフサイクル
- 反復型ライフサイクル
- 漸進型ライフサイクル
- 適応型ライフサイクル
- ハイブリッド型ライフサイクル
PMBOKガイドでは上記の4つ+1つの複合ライフサイクルが紹介されています。
ということで1個ずつ見てみましょう
予測型ライフサイクル
予測型ライフサイクルにおいて、プロジェクトのスコープ、タイム、およびコストはライフサイクルの初期フェーズで決定される。スコープへのすべての変更は慎重にマネジメントされる。予測型ライフサイクルはウォーターフォール型ライフサイクルとも呼ばれる。
というわけでウォーターフォール型ライフサイクルは
PMBOKでは予測型ライフサイクルと呼ばれます。
- ポイント
- 最初に成果物の完成形を決める。
予測型ライフサイクル
予測型ライフサイクルにおいて、プロジェクトのスコープ、タイム、およびコストはライフサイクルの初期フェーズで決定される。スコープへのすべての変更は慎重にマネジメントされる。予測型ライフサイクルはウォーターフォール型ライフサイクルとも呼ばれる。
反復型ライフサイクル
反復型ライフサイクルでは、プロジェクト・スコープは通常プロジェクト・ライフサイクルの初期に決定されるが、タイムとコストの見積もりは、プロジェクト・チームのプロダクトへの理解が増すとともに日常的に変更される。反復型では一連のサイクルの繰り返しを通してプロダクトが作成され、一方、漸進型では継続的にプロダクトの機能が追加されていく。
- ポイント
- 最初に成果物の完成形を決める。
- フェーズを繰り返すことで徐々に精度を上げていく。
- 反復の途中でも(質は悪いが)利用は可能。
漸進型ライフサイクル
漸進型ライフサイクルでは、成果物は、所定の時間枠内で連続して機能を追加する一連の反復を通して作られる。成果物は、最終の反復の後にのみ完了とみなすのに必要かつ十分な能力をもつ。
- ポイント
- 最初に成果物の完成形を決める。
- 機能を順次追加していく。
- すべての反復が完了するまで完成しない。
適応型ライフサイクル
適応型ライフサイクルは、アジャイル型、反復型、または漸進型である。詳細なスコープは反復の開始前に定義され承認される。適応型ライフサイクルは、アジャイル型または変化駆動型ライフサイクルとも呼ばれる。
適応型ライフサイクル=アジャイル
- ポイント
- 最初に成果物の完成形が決まらない。
- プロジェクトの終了が成果物によって定義されない。
まとめてみた
ウォーターフォールとアジャイルの違いは…
- フェーズの繰り返し回数が違う。
- 成果物の完成条件が違う。
- ウォーターフォール:最初に成果物の完成形を決める。
- アジャイル:成果物の最終形態は決まらない。
フェーズを繰り返せばアジャイルだろう。という誤解をされることも多いですが、アジャイルの一番の特徴は適応型です。
成果物の最終形態は決まらずに、ユーザのフィードバックや製品を取り巻く環境の変化に柔軟に適用していくことが大切です。
諸説あり
PMBOK(Project Management Body of Knowledge)とは、
どっかのプロジェクトを成功/失敗させた人が、こうやるといいよ~/ダメだよ~といった知識をかき集めて、体系的にまとめたものなので、どこまで行っても「諸説あり」です。
さて、、、冒頭に戻って、、、
フリーザ様のこのセリフは…何型ライフサイクルでしょうか。
このフリーザは変身をするたびにパワーがはるかに増す・・・その変身をあと2回もオレは残している・・・その意味がわかるな?
フリーザ様は反復型ライフサイクルです。(断言)1
- 各変身が終わった際にいつでも戦える。
- 途中は最終形態より弱い(質は悪い)けど。
- だんだん強くなる。
- 最終形態は定義されている。
社内のLTで上記の研究成果を発表したところ「ゴールデンフリーザ2はどうした」と、私のドラゴンボール知識の甘さに猛烈な指摘をいただいたことを追記しておきます。3