2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

MacBook Pro TouchbarモデルにUbuntu 18.04をインストールしてWIFIにつなぐ

Last updated at Posted at 2019-12-28

はじめに

別の場所で40の文系おじさんがPythonに挑戦するというブログを書いてるんですが、転職したせいで本業の方が超忙しくなってしまったのでそっちは全然なんですが、タイトルの通り、MacBook ProのTouchbarモデルにUbuntuをぶち込んだのでその報告がてら書いていきます。ここではどうやったらとにかくLinuxをMBPにぶち込んで動かしたか、しか書きません。細かい背景の技術情報には全然疎いのでそもそも書けません。ちなみに、これも今まさにUbuntu 18.04 LTS on MBP Late 2016で書いてます。

前提

おじさんでも、Touchbarモデルへのlinuxのインストールが絶望的に困難になったという話は各方面の記事で読んでいました。が、最近おじさんMBPの16インチモデルを買ってしまい、Late 2016が1台余ることになってしまったので、これLinux入れられないかなと思いながらウェブの海に飛び出したところ、状況はかなり変化しており、イケるんじゃないかなという感触を得ました。その背景としては

  • インストールの段階からキーボード、タッチパッドが使えるようなインストールISOイメージを用意してくれている人がいる
  • WiFiがついに使えるような道が発見された

ただ、それでもまだどうにもなってないのがオーディオ関連ということですが、WiFiや入力デバイスが使えないことに比べると取るに足らないことという感じです。おじさんは16インチマシン持ってるし。

環境

おじさんの環境はMacBook Pro 13,3です。Late 2016の15インチモデルです。

WIFIの設定が完了するまではWIFIがもちろん使えないのですが、それではあまりにも不便なのでUSB Type-Cのイーサネットアダプタを利用することでインターネットへの接続を確保しました。おじさんが使ったイーサネットアダプタはこれです。特になんの設定の必要もなく使えました。
https://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=LAN-ADURCM

参考にしたサイト

Linux on mid-2017 MacBookPro
https://nixaid.com/linux-on-macbookpro/

Ubuntu 18.04 image release for MacBook Pro 2017/6 with Touch Bar
https://foolcontrol.org/?p=2928

ステップ1

上記のfoolcontrol.orgのエントリにUbuntu 18.04のISOイメージが転がっているのでこれを落としてきてType-C USBフラッシュメモリに焼きます。foolcontrol.orgの新しいエントリーには18.10のISOイメージも転がっているのですが、自分の環境ではインストールに失敗したので、18.04でやりました。
MacでのISOイメージの書き込みソフトはbalenaEtcherを使いました。
https://www.balena.io/etcher/

ステップ2

フラッシュメモリにISOイメージを書き込めたら、そのままMacBookをoptionキーを押しながら再起動して、フラッシュメモリからUbuntuのインストーラーを起動します。あとはインストーラに淡々と従うだけでした。ちなみにおじさんは、ディスクを削除し、MBP13,3からmacOSを消してUbuntuだけのマシンになりました。macOSの残し方は特に気にもしてなかったのでよくわかりません。

ステップ3

さて次はWiFiの設定です。ここではnixaid.comの上記のエントリーのUpdate 6と書かれてあるところの記述に従います。
https://bugzilla.kernel.org/show_bug.cgi?id=193121#c52
上記サイトのComment 52のattachmentのテキストファイルをダウンロードし、/lib/firmware/brcm/brcmfmac43602-pcie.txtとして保存します。

ステップ4

上記txtファイルは修正する必要があります。8行目に
macaddr=xx:xx:xx:xx:xx:xx
となっている箇所があり、このxx:xx:xx:xx:xx:xxに自分のMBPのMACアドレスで置き換える必要があります。MACアドレスの調べ方は各自おぐぐりください。

ステップ5

brcmfmacドライバーをリロードすれば、WIFIが使えるようになるとこのことなんですが、おじさんはドライバのリロードのやり方がわからなかったので、Ubuntuごと再起動しました。

ステップ6

そして、自分のWIFIに接続し、イーサネットアダプタを引っこ抜くと、イーサネット無しでもインターネットへの接続が維持できました! MBPのTouchbarモデルでもLinuxでWIFI使えてる!

ということでQiita初投稿でした!

2
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?