今日はISOイメージから仮想サーバーにOSをインストールというのを試してみました。OSはWindows 2008 R2 SP1です。実は内容はほとんど "ShinobiLayer: CentOS7のLiveCDをBoot From ImageからISOマウント "
(http://qiita.com/testnin2/items/7db7e4d3726dccb4f8a3)
と同じだったのですがポータルからISOをアップはできず、ツール(CloudBerry)でアップしたものはImage Menuで認識されずだったのでLinuxのcurlコマンドでISOイメージをアップしました。Ticketで確認したところアップするときにMINEタイプを指定しないといけないようです。ISOイメージの作成の仕方がちがうのでしょうか?そこのところはまだわかってませんが、とりあえずこちらでできました。手順は
-仮想サーバーをオーダー(CentOS 6.x minimal)
-Curlをインストール
-Windows ISOをダウンロード
-Object storageにアップロード
-イメージ管理メニューでアップロードしたイメージをImage TemplatesにImport
-仮想サーバーでISOイメージからOS reload
なおライセンスはSOftLayerのWindowsライセンを使うことになります。
1.仮想サーバのオーダー
こちらを参考にオーダーしてください。
https://gg-web.jp/document/ConfigGuide/01002/index.html
なおスペックに関しては後ほどこのサーバーにWindows Serverを入れるのでちょっと高めにしました。
CPU: 2Core, Memory: 4GB, HDD 100GB
2.Curlをインストール
今回WindowsのISOイメージをLinuxのサーバーからCurlを使ってダウンロードします。
# yum –y install curl
ポータルからオブジェクトストレージの中を見るとファイルがアップされているのがわかります。
3.日本語WindowsにISOイメージ(評価版)をマイクロソフトからダウンロード
こちらのサイトからダウンロードしました。
http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/local/windows-server/2008/r2/trial-software.aspx
4.Object storageにアップロード
今回はこちらの資料を参考にしてファイルのアップロードを行いました。
http://www-06.ibm.com/ibm/jp/cloud/pdf/softlayer_handson_storage_guide.pdf
17~18ページを参考にコマンドをインストール、ファイルをアップロードしました。
curl -s -X PUT -T 7601.17514.101119-1850_x64fre_server_eval_ja-jp-GRMSXEVAL_JA_DVD.iso -v -H "X-Auth-Token: AUTH_tk31015a431c6946ec83a254**********" https://tok02.objectstorage.softlayer.net/v1/AUTH_e0c52d9d-6294-4353-8e92-89**********/windows/7601.17514.101119-1850_x64fre_server_eval_ja-jp-GRMSXEVAL_JA_DVD.iso
(上記コマンドは一行です)
5.イメージ管理メニューでアップロードしたイメージをImage TemplatesにImport
ポータルから Device – Manage – Image と選択しImage Templateのメニューを出してください。そして右上のImport imageをクリックしてください。
次に先ほどのオブジェクトストレージのファイルを左側で指定してください。次に右側のImage Nameを入力(任意の名前で結構です)して、右下のImportをクリックしてください。
Image Templates一覧に先ほどアップしたISOファイルが表示されます。
- 仮想サーバーでISOイメージからOS reload
今回オーダーした仮想サーバーをDevice Listから選択し右側のActionからBoot From Imageを選択し先ほどImportしたimageの右側でBoot From This Imageをクリックしてください。
システムの準備が始まり終了すればリモートデスクトップ接続ができます。接続すれば以下のように日本語Windowsが立ち上がります。