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AWSを使ってアプリケーションを公開する手順(4)データベースの作成

Last updated at Posted at 2020-09-08

#はじめに
AWSを使ってアプリケーションを公開する手順を記載していく。
この記事ではデータベースの作成を行う。

#データベースを作成する
WEBアプリケーションのデータを保存するためにデータベースを作成する。

##データベースの種類
データベースの種類には以下のようなものがある。

  • 階層型データベース
  • ネットワーク型データベース
  • リレーショナルデータベース

この中で最も利用されているのがリレーショナルデータベースである。
リレーショナルデータベースを管理するソフトウェアをリレーショナルデータベースマネジメントシステム(RDBMS)という。
RDBMSの一つにMySQLがある。
MySQLはOracle社が開発・提供をしているRDBMSで、データベースの作成、編集、削除などを行うことができる。
オープンソースソフトウェアとして公開されており、誰でも無償で利用することができます。
Ruby on Railsと併せて利用することができるため、本稿ではMySQLを用いてデータベースを作成していく。

##MySQLをインストールする
以下のコマンドを実行し、MySQLをインストールする。
今回はバージョン5.6をインストールする。

sudo yum -y install mysql56-server mysql56-devel mysql56

##MySQLを起動する
以下のコマンドを実行し、MySQLを起動する。

sudo service mysqld start

以下のコマンドを実行し、「running」と表示されれば無事起動できている。

sudo service mysqld status

###serviceコマンドとは
UNIX系(LinuxやMacなど)で使えるコマンドで、サービスを起動したり停止したりできる。

###mysqldとは
上記のコマンドはmysqlではなくmysqldとなっていて、末尾に「d」がついている。
このdはLinuxの用語「デーモン(daemon)」の略で、「サーバ」を意味する。

##MySQLのパスワード設定
インストールしたMySQLにはデフォルトでrootユーザーでアクセス出来るようになっているが、
パスワードが設定されていないので、パスワードを設定する。
例えば'AbCdEf1234'というパスワードにするときは以下のコマンドを実行する。

sudo /usr/libexec/mysql56/mysqladmin -u root password 'AbCdEf1234'

##MySQLの接続確認
以下のコマンドを実行し、MySQLに接続できるか確認する。
パスワードの入力を求められるので先ほど設定したパスワードを入力する。
エラーが出なければOK。

mysql -u root -p

###MySQLコマンドのオプションについて
上記MySQLコマンドのオプションは次のような意味である。

-u. ユーザ名指定
-p. パスワード指定

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