はじめに
- 対象: タスクが期限内に終わらない人/(時間足りないと嘆きながら)徹夜しがちな人
- 参考書籍: 『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか(著: 中島聡)』
宿題が終わらず徹夜。課題が終わらず徹夜。締め切りが守りきれず徹夜。
しかし、成果物は目も当てられないようなひどいもの。
誰しもがこう言った経験をしたことがあるでしょう。
本記事は上記を解決すべく書かれた『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか(著: 中島聡)』のまとめ、ひいては感想です。
仕事がおわらない原因
最後に頑張る
期限まで3ヶ月あるから余裕だろう。と思って悠長にすごしていたら、もう期限の1週間前。
もちろん3ヶ月の期間を想定して成果を期待しているものを、1週間でこなせるはずもありません。
ここでの原因は**「時間に余裕を感じ、最後までやらなかった」**ということでしょう。徹夜と同じです。
やるべきことがわかっていない
仕事に手をつけた。とりあえず思いつくことから手当たり次第やってみる。
あれもいるな、これも必要だな、なんて作業を進めていく。
期限直前になり機能の確認をしてみるとコアの部分が疎かになっていたこと気づいた。修正に時間が必要なため納期に間に合わない。
ここでの原因は**「やることがわかっていない、そして優先順位をつけていない」**ことでしょう。
解決策
時間に余裕を感じ、最後までやらなかった
解決策: 最初に頑張る
これは決して最初から最後まで頑張る、という意味ではありません。
最初だけ頑張るのです。
ではどのくらい頑張るのかというと、「全体の仕事の8割を最初の2割の期間で終わらせる」くらいです。
具体的な数字を出してみると、
10日後が納期なら2日で、1ヶ月なら1週間弱で8割終わらせる感覚です。
8割終わらせたあとは残りの期間で心の余裕とともに残り2割の仕事をこなしていけばいいのです。
では8割の仕事とはどのくらいなのでしょうか。
やること、優先順位がわかっていない
解決策: やることをリスト化、その中で優先順位をつける
まず納期までが長い仕事は10〜15日くらいになるまで分割します。期間を縦に切っていくイメージです。
10日〜15日であれば2日〜3日が2割の期間に相当しますね。
その期間(10日〜15日)でやるべきことをリスト化し、優先順位ごとに並び替える。
できたリストの上から8割がそのままその期間にすべき8割の仕事量となります。
何すればいいの
- 期限を10~15日になるまで分割する(期限が15日以下ならそのまま)
- 分割した分だけ仕事も分割する(ここでは10日〜15日サイズになるはず)
- 2を8割がわかる程度に分割しリスト化する
- 優先順位をつける
- 上から8割を把握する
- 分割した期間の2割の期間をしる
- 6で知った期間で5をこなす。
上記を繰り返すのみです。
終わりに
以上で仕事、タスクが終わらない理由、解決策、実践方法を見てきました。
実践できれば期限間近に徹夜しなくてすみそうじゃないですか?
1日サイズになったなら15分単位くらいのTodoリストにまとめてみてもいいと思います。
個人的にゲームみたいにこなしていけるのが楽しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!