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GitHub Administration 認定試験 体験記 (2024年5月)

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2024 年 5 月に GitHub Administration 認定試験 を受けて合格することが出来ました。その体験記を共有します。

準備

GitHub Administration 認定とは

GitHub Certifications について

GitHub Certifications を取得すると、GitHub のテクノロジとワークフローに関する専門知識を示すことができます。 GitHub Certification を取得すると、特定の GitHub 分野におけるスキルを示すことで、雇用市場での競争力を高めることができます。

GitHub Administration Certification について

GitHub 管理試験では、正常な GitHub 環境を最適化および管理する能力を示すことができます。 この試験の対象は次のとおりです。

とのことです。GitHub Certifications are generally available にて 2024 年 1 月から誰でも認定資格を受験することができるようになりました。この資格は GitHub 管理者向けですが、開発者向けには 他の GitHub の資格 もあります。

動機

私はこれまで 10 年間、管理者・開発者として GitHub に関わってきました。去年の GitHub Universe 23' で受験費用が無料になるバウチャーをもらったこともあり、自分の GitHub の管理者としての能力、サービス理解度を測るために GitHub Administration 認定試験を受けてみることにしました。

合格体験記を読む

試験勉強

1. GitHub Administration コレクションをやる

  • 公式ページ が紹介しているモジュールのコレクションです
  • 全 8 モジュールをやりました

2. その他のモジュールをやる

  • その他にも気になったモジュールをいくつかやりました

3. github-certification-preparation-guide の練習問題をやる

  • 最終更新が 2 年前なので少し古いものの 1-2 時間でさっと理解度チェックができました

4. ghcertified の練習問題をやる

  • 神サイトです
  • 認定試験に出た問題に似たクイズを有志が作ってくれています
  • 更新頻度が高く、受験後ふりかえってもかなりリアルな問題が集まっていました

5. skills.github.com をやる

  • GitHub が用意した教材 (リポジトリ) を使ったハンズオンです
  • だいたいわかっているつもりなので今回はほとんど未着手でした

試験申し込み

ある程度準備が出来たら試験日を予約します。以下から計画を立てます。

途中で個人プロフィールを埋める必要があります。

  • 氏名
  • 住所
  • 会社名

試験費用は 99 USD と表示されましたが、私の場合はバウチャーを持っていたため最終的には無料になりました。

image.png

次に会場を自宅または PSI テストセンターから選択します。私は PSI テストセンターを選択しました。2024 年 5 月時点では言語は英語しか選べません。

image.png

以下最終チェック時に GitHub アカウントに紐づいていたバウチャーのおかげでディスカウントされ、支払いはありませんでした。

image.png

試験当日

試験会場

秋葉原の PSI テストセンターで受験しました。

  • 運転免許証の提示が求められました
  • サイフやケータイも含めてすべて持ち込み禁止、ガムやティッシュも NG
  • 試験の 40 分前に到着しましたが、空きがあれば早めに受験できるとのことで結局待ち時間なく前倒しで受験しました

試験について

  • 66 問 120分 ということで時間には余裕がありました
    • 解き終わった後 60 分ほど余った状態で提出しました
    • 最後に少しアンケートに回答してその場で合否が表示されました
  • 試験範囲は GitHub Administration 認定試験Certification Study Guide に書かれている通りです
    • GitHub 管理者としての質問 (パーミッション・ロール・チームなど)
    • Single Sign On など認証について
    • GitHub Actions のテンプレートやシークレットについて
    • GitHub Package の管理について
    • Self Hosted Runner のグループやラベルについて
    • GitHub Advanced Security について
    • GitHub Enterprise Server について (これは盲点でほとんど分からなかった)
    • Codespaces や Copilot は試験に出なかった
  • 試験内容
    • 4 つの選択肢から 1 つまたは 2 つ選ぶ問題が多かったです
    • 6 つの選択肢から 2 つまたは 3 つ選ぶ問題もありました
    • 問題はすべて英語でしたが、平易な英語で「何を聞かれているかわからない:cry:」というはありませんでした

試験後

合格通知

試験後、ほどなくして GitHub から次のようなメールが来ました。スコアは 75%で合格 でした。体感 80% くらいとれたかなとは思っていましたが、GitHub Enterprise Server は触ったことがなく、ドキュメントも読み飛ばしがちだったのでスコアに響いたのかもしれません。また GitHub Packages もコンテナレジストリくらいしか使ってこなかったこともあり正答率が低かったようです。「試験全部英語はキツイ?」については、平易な英語だったので特に苦労はありませんでした。おそらく日本語でもスコアは変わらなかったと思います。

image.png

Credly

GitHub からのメールに Credly の URL があったので、個人アカウントでログインして Accept Badge しました。

image.png

まとめ

日頃業務でフル活用している GitHub ですが、少し立ち止まって向き合ってみました。テストのためだけの暗記は少なく、実務上必要な知識や、「GitHub がこう利用してほしい」という思いを感じながら学ぶことができました。その中で、実際自分の知識が古いパートもあり、今回知識をアップデートするよい機会になりました。

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