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Cloud Path for IBM powered by RacemiのSoftLayerへのWindows 2003のP2Vを試す

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2015/04/17 追記
Windows 2003 のオーダーができなくなっていました。
EOMが4/15/2015、EOSが7/14/2015であるという発表もありました。

http://knowledgelayer.softlayer.com/learning/softlayer-product-life-cycle-policy


Windows 2003のサポート終了期間が迫っています。新規H/Wを使おうとしてもWindows 2003が稼動していないこともあります。
そこでCloud Path for IBM powered by Racemiを使ったWindows 2003のP2Vを試すこととしました。
RacemiはFlex Imageのテクノロジーの提供元で、複数のクラウドへの移行を提供しています。

Cloud Pathのアカウントの作成とエージェントの生成

下記のものを用意しておきます。

  • メールアドレス
  • SoftLayerのユーザーとAPIキー
  • SoftLayerのObject Storage
  • Object StorageのユーザーIDとAPIキー

https://cloudpath4ibm.racemi.com/ から「Sign Up」をクリックします。

個人の情報を入力して「Sign Up」します。

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確認のメールが届くので、リンクをクリックしてアカウントをActivateし、SoftLayerのユーザー名とAPIキー、Object Storageのユーザー名とAPIキーを登録します。
らさに、イメージを置くデータセンターを選択します。残念ながら東京(TOK02)など新しいDCはありません。

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このあと、クライアントに導入するエージェントが生成されるので、クライアントにあったものをダウンロードします。

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エージェントの導入

今回はテストなので、VirtualBox上Windows2003を導入します。P2VではなくV2Vでは...という突っ込みはスルーします。
使ったのはWindows 2003 R2 SP1のMSDN版です。英語版と日本語版で試しました。
Diskサイズは20GB、NAPTで外部アクセスが可能なプライベートIPの環境です。画面をキャプチャーする都合でRDPでアクセスしています。

エージェントはzipでダウンロードされます。展開してsetup.cmdを起動します。

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エージェントは「DynaCenter Provisioning Agent」という名前でサービスとして起動します。

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実行ログは「C:\Program Files\DynaCenter\var\log\dynacenter\dpad.log」にかかれるので、なにかあった時はこちらをチェックします。

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イメージのCapture

しばらく待つと「Resources」の「Source Servers」に対象が表示されます。Agantのステータスが「running」であることを確認し、サーバーにチェックをいれて「Capture」をクリックします。

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この後、イメージ名を指定し、確認のクリックを押すとイメージのCaptureが開始されます。この時、即時開始ではなく、スケジュールすることも可能です。
あとはひたすら待ちます。
途中で進捗状況(%表示)も確認できますが、あてにしないほうがいいでしょう。

イメージのDeploy

作成されたイメージは「Resources」の「Image Library」に表示されます。イメージを選び「Deploy Images」をクリックします。

image

どこに何台立てるか指定します。東京DCは選択できません。

image

サーバーのスペックを選びます。

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この後サーバー名を付けて、確認すると、Deployが始まります。

SoftLayerのポータルで確認すると「racemi.com」というドメインがついていました。
SoftLayerのポータルで時計マークが消え、SoftLayerとしてのDeployが終わったとき、Cloud PathのサイトでのDeployの進捗は、まだ3%でした。ここから、Flex Imageからの復元と同様のことがRacemiの機能で行われていると思われます。

99%の後状況がWAITINGになりました。詳細情報をみるとrebootをかけて起動待ちのようです。

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しかしKVMから見るとrebootしている雰囲気はありません。

image

最終的に、WARNINGになりました。その下のSUCCESSと出ているのは、英語版Windowsを同様の手順で移行したものです。

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SoftLayerでアサインされたIPでRDP接続はできました。パスワードは、オリジナルのイメージのユーザー名/パスワードを使います。SoftLayerのポータルで表示されるものではないので注意が必要です。

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プロダクトIDは移行元のままでした。

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今回の環境では導入時にライセンスキーは入れたものの、MicrosoftのActivationは行いませんでした。これも、そのままの状態で移行されていました。期待する方も多いと思いますが、SoftLayerからWindowsライセンスは付与されませんでした。

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移行確認用に作ったファイルやデスクトップに置いたままのエージェントのファイルは移行されていました。

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考察

考察です。

必ず、成功するものではない。

このテストの前に別のネットワーク環境のHyper-Vに導入した英語版WindowsからのCaptureを行いました。いったんはCloud PathのWebにRunningと表示されたのですが、結局タイムアウトでCaptureできませんでした。
そこで、別のネットワークに移りVirtualBox上に英語版Windowsを導入して試しました。これはDeployまでSUCCESSしました。
同じVirtualBox上に日本語Windowsを導入して試したとこと、Agentが異常終了し、Cloud Pathにリストされない状態になりました。結局、新しくもうひとつVMをVirtualBox上に作り、日本語Windowsを導入したところ、Cloud PathのWebにRunningと表示さました。同じ方法で導入したつもりで違いはありません。


2015/04/24 追記 :Agentが異常終了した日本語版WindowsはAgentの導入に失敗していたためだったようです。設定ファイル C:\Program Files\DynaCenter\opt\race\etc\dpad.ini のパースでエラーになっていると、チケットでの問い合わせに回答がありました。比較すると中身が正常にCaptureできるものと異なりました。AgantをUninstallして、再導入したことろ同一になり、Captureできるようになりました。


この日本語Windowsから取得したイメージからDeployしたところ、上記のようにWARNINGになりました。再度、同じイメージから別のインスタンスをDeployしましたが、こちらもWARNINGになりました。

OSイメージは丸ごと移行されていた。

SoftLayerにない日本語版のWindowsがそのまま導入されていました。ユーザー情報もそのままでした。ただし、IPアドレスは正しく設定されていました。

データセンターエディションの契約になる。

Windowsのバージョンはエージェントが識別し、そのバージョンのデータセンターエディションとしてインスタンスが作成されます。エディションを選ぶところはありません。そのままだと、データセンターエディションの料金がかかります。チケットなどでSoftLayerに修正を求めるのがいいでしょう。

WindowsライセンスはSoftLayerから付与された状態にならなかった。

2008以降はKMS認証が使えるので状況は違うのかもしれません。
すくなくとも今回の2003では、移行元のライセンスがそのまま適用されていました。今回の方法でOEM版の移行を行うと、Windowを丸ごと移行する一方、BIOSがXen Serverのものになるためどんなライセンスキーも受け付けない状態になる可能性があります。そもそも、OEM版をP2Vしていいかというライセンス上の問題もあります。


2015/04/15 追記 : 2008 R2では日本語版でもKMSでSoftLayerからライセンスが付与されました


東京DC(TOK02)に直接デプロイできない。

仕組みを作ったときのままなのか、新しいDCは選択できません。今回は香港を使いました。
どうしても東京に設置したいなら、一度香港などに作り、スタンダードイメージなどで移行することになります。

サポートが必要な場合は https://cloudpath4ibm.racemi.com/#support-report からチケットを発行する。

Cloud PathはSoftLayerのサービスではありません。SoftLayerからサポートは得られません。Cloud PathのWebからチケットを発行することができます。

サイズと実行時間について。

今回のディスクは、20GBで作成し使用域が3GB強でした。そこから800MB強のイメージが作成されました。Captureには約50分、Deployには約2時間かかりました。
作業時間にはゆとりを持ちましょう。

まとめ

Cloud Pathはひとつの選択肢ですが、銀の弾丸ではありません。Windows 2003の延命より、これを機会に新しいテクノロジーに移行したほうが幸せになれるかもしれません。仮に移行できたとしてもMicrosoftのサポートが終了したあと、SoftLayerがWindows 2003をいつまでサポートし続けるか不明です。

SoftLayerのEOM/EOSはこちらで確認できます。

Ubuntuの10.04 LTSは2015/4でUbuntuからのサポートがなくなります
これに対してSoftLayerは、2015/6/15のEOSを、3ヶ月前の2015/3/15にアナウンスしました。他の製品を見ても3ヶ月前にEOSのアナウンスというのが、ひとつの方針のようです。

「SoftLayer has the option to allow customers to continue using EOS products or "withdraw usage" of a product 100%.」ありますのでEOSになっても使い続けることはできるようですが、imaging が使えなくなるなど不便な状況になるのは間違いないようです。


2015/04/17 追記
Windows 2003 のオーダーができなくなっていました。
EOMが4/15/2015、EOSが7/14/2015であるという発表もありました。

http://knowledgelayer.softlayer.com/learning/softlayer-product-life-cycle-policy


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