はじめに
OpenStackの学習をしようと思っていたところ、OpenStackクラウドインテグレーション オープンソースクラウドによるサービス構築入門が出たので購入。
HPのパブリッククラウドでの構築の説明もあるが、やはり実機でテストしたい。実機の環境にはSUSE Cloud、Red Hat RDO、DevStackから選べるようになっている。ただ、32GBのメモリーを積んだマシンを想定した記述だ。本文には16GBなら仮想マシンのメモリーを半分にしてねと書いてあるが、自由に使えるのは、8GBのノートPCぐらい。
そこで、思い出したののがSoftLayerの$500キャンペーン。SoftLayerはIBMの子会社のクラウド屋さん。新しいデータセンターができると、そのデータセンターの最初のオーダーから$500を引いてくれる(このリンクは2015-03-31までの東京だけど、シドニーとか他にもある)。しかもベアメタルといって仮想マシンではなく、サーバーを一台まるごと貸してしてくれる。月額$500以下のマシンをオーダーして、次の月締め日(アニバーサリーデート)までにキャンセルすれば、完全に無料のはずだ。
会社の指定ソフトが入っていないノートだと、会社のLANにつなげられないので、自宅でしか学習できない。クラウドに環境を作れば、自宅からでも会社の空き時間でもテストできる。これしかない。
SoftLayerのベアメタルをオーダー
SoftLayerのアカウントは、前に30日間クラウド無料トライアル作っていたので、早速オーダー。
- ベアメタルをマンスリーでオーダー
- 32GB可能な一番安いサーバーを選択
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無料のUbuntu 14.04
この本はNested KVMでの構築になる。CentOSも無料だけとNested KVMがデフォルトでオンではないらしいのでデフォルトでオンのUbuntu 14.04を選択。この本のRDOはFedora 19、DevStackはUbuntu 14.04を前提としているので、その意味でもUbuntu 14.04を選択
- お金がないのでDiskはそのまま
- いい感じの金額になったので
- フランクフルト用のプロモコードを入力して、$0のオーダー
デプロイをしばらく待つ。
Softlayerではアニバーサリーデートという月締めで料金が請求される。何日になるかは、最初のオーダーで決まる。月額料金のサーバーを月の途中でオーダーすると、次のアニバーサリーデートまで日割りで件際される。プロモ前のMonthly金額が本当の月額で、Prorated Totalが日割り後の今月の料金。
$500のプロモーションが利くのは、今月分のみ。アニバーサリー直前にプロモでオーダーをすると、もったいない一方、期間は短くてもいいから高スペックをダダで使いたい場合は、日割り後に$500以下になるように調整すればいいはず。