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初学者向けの仮想環境の作り方(virtual env編)

Last updated at Posted at 2023-04-13

初めまして、今日からプログラミングを学んでいる現役高専生の自分が情報を発信していきます。内容は主にプログラングですが他の分野も出していこうと思います。

pythonにおける仮想環境とは?

 簡単にいうとコンピュータ上に複数の独立したPython環境を作成し、それぞれの環境で異なるバージョンのPythonパッケージを管理するための仕組みのことです。”仮想”という言葉がつくので実際には存在しないのかな?と思うかもしれませんがそうではありません。

わざわざ仮想環境を構築する必要がある?

 必ずしなくてはいけない!!という必要はありませんがpythonをこれからガンガン使う人にとってはこのことを学んで損はないと思います。理由としては、プロジェクトごとに必要な環境を独立して管理し、依存関係の問題を回避することができるからです。

実行環境

デバイス:MacBook Air
チップ:Core i3
OS:MacOS

仮想環境の構築の手順

 まずはターミナルを起動してください。アイコンは以下の画像です。

111.png

このアイコンをダブルクリックするとウィンドウが開いて以下の文字列が出てくると思います。

username@usernamenoMacBook-Air ~ %

こちらの文字列が出てきたらデスクトップに移ってください。コマンドは以下の通りです。

username@usernamenoMacBook-Air ~ % cd desktop

(メモ: cdはcurrent directoryという単語の略です)

そうするとデスクトップに作業場所が移ったと思います。早速仮想環境を構築いきましょう。
以下のコマンドをターミナル入力すると新しいフォルダがデスクトップ上に作り出されると思います。

username@usernamenoMacBook-Air desktop % python -m venv ${ファイル名}

${ファイル名}には任意のファイル名を入れてください。仮に sss というファイル名にするとスクリーンショット 2023-04-13 23.45.15.png

このようなファイルがデスクトップ上につくられると思います。
この段階で以下のエラーが出た人はpythonがインストールされていません。

zsh: command not found: python

こちらのURLに飛んでpythonをインストールしてください。
https://proengineer.internous.co.jp/content/columnfeature/22312

無事に仮想環境に構築できた人は作成したフォルダを開けてみましょう。
スクリーンショット 2023-04-14 0.05.01.png

ファイルの中にこのようなファイルが新たに作成されたと思います。

仮想環境に入ろう 

今ままでは仮想環境に入るまでの手順を説明してきました。次は環境内に入りましょう。入り方は至って簡単です。まず、今のディレクトリの場所を確認してください。デスクトップの場合は作ったフォルダの中に移動してください

username@usernamenoMacBook-Air desktop % cd ${ファイル名}

このコマンドを打つとディレクトリが移動すると思います。

username@usernamenoMacBook-Air ${フォルダ名} % 

ターミナルがこのようになりましたでしょうか。そうしたら準備完了です。以下のコマンドを打ってください。

username@usernamenoMacBook-Air ${フォルダ名} % source bin/activate 

ターミナルに以下のような出力がされましたか? 

(${フォルダ名}) username@usernamenoMacBook-Air ${フォルダ名} %  

一番最初に()があったら完了です。これで開発環境に入ることができました。このあとは開発環境内で複数のフォルダをつくってもいいし、pythonのバージョンに合わせて別の仮想環境を作ってもよきです!

仮想環境からの抜け方

最後に仮想環境からの抜け方です。以下のコマンドを打ちましょう。

(${フォルダ名}) username@usernamenoMacBook-Air ${フォルダ名} % deactivate 

これで抜けることができます。

最後に 

今回は初学者向けに仮想環境の作り方、入り方、抜け方だけを簡単に説明しました。お役に立つことができたら幸いです。

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