文字列について
- 文字の値は,文字列またはストリングという
- ダブルクォートまたはシングルクォートで囲って作る
- 例:
"文字列"
または'文字列'
- 例:
- 文字列の中に改行やタブを埋め込みたいときは,エスケープシークエンスを用いる
- 改行:
\n
- 水平タブ:
\t
- キャリッジリターン(一番前に移動):
\r
- ダブルクォート:
\"
- シングルクォート:
\'
- バックスラッシュ:
\\
- 改行:
- 複数行の文字列はクォートを3個続けて囲めば良い
-
"""文字列"""
または'''文字列'''
-
型の変換について
-
"大きさ12.3m"
のように文字列と数値を連結したいとき,+演算子ではエラーが起きる -
str()
を用いて数値を文字列に型変換すれば良い
>>> num = 12.3
>>> a = "大きさ" + str(num) + "m"
>>> a
'大きさ12.3m'
- 同様に,整数値への型変換は
int()
,浮動小数点への型変換はfloat()
,論理値への型変換はbool()
で行える
format()
を用いて文字列に値を埋め込む
- Python 3.6からは,f"{値}"またはF"{値}"で,値を文字列に埋め込めるようになった
- fを付けた文字列には変数を埋め込める
>>> a = "斎藤"
>>> b = 25
>>> c = 165.0
>>> ans = f"{a}さん,年齢{b}歳,身長{c}cmです."
>>> print(ans)
斎藤さん,年齢25歳,身長165.0cmです.