ちょいちょい訊かれるので答えの一例を用意しておきたい
今回はメールだけだと厳しっスというセンからの話
あらすじ
月並みな話になるけど、いま既に情報洪水が起こっており、今後もますます増える傾向にある。
(情報洪水の波は、聞くところによるとプリンタの普及がひとつの大きな山、またご存知のとおりインターネットの普及、スマホもでかい)
“地球上で生成されるデジタルデータの年間生成量が2013年は4.4ZBであったのに対し、2020年には10倍の44ZBに達すると予測しています。”
2020年における全世界のデジタルデータ量は? | 大塚商会 https://www.otsuka-shokai.co.jp/media/byline/numbers/20160926.html
現状、忙しい人こそ、いろんな案件のメールのCCに入りまくっていて正直追いきれない事態になっている。
もうメールという直列情報では捌くのは無理なのでは?と感じている。
▲20スレッドぐらい連なったメールのCCで(途中まであんまり関係なかったのに)「明日は○○さんも同席してもらえますか?」とかいきなり振られても厳しい
▲それっぽい4象限マトリックスで考えてみる
重要度○/緊急度○
「○○さんの電話番号いそぎ教えてください」
「ここ確認しないと作業が進められません」
▲@メンションを使って必要な相手に確実に情報を届けよう
※本当の緊急時は、さっさと口頭/電話/ボイチャ等あらゆる方法で連絡してね!
重要度○/緊急度×
「来週の打ち合わせ変更になりました」
「来月から手順が変わります」
▲絵文字やリマインダーで伝わったか確認したり、必要なら@メンションも使う。
重要度×/緊急度○
「このタスク終わりました」
「電話ありました」※いそぎの場合は重要だけど、大体は気づいた時で良いよね
「荷物が届いてました」
▲緊急度が高いというか即時性が高い情報。カジュアルに情報共有して欲しい。慇懃な挨拶も不要。
重要度×/緊急度×
「クライアントの○○社に新部署が立ち上がったらしいです」
「試しに違う道順で行ってみたけどダメでした」 ← こういう共有すごくありがたい……
「いそぎじゃないけど手が空いてたらやっときたいタスク」
「お腹が減った(よければついでにランチミーティングしよう)」
「なんか動作が怪しい処理がある」
▲でもこうした情報を流通させること/拾う枠組み/チャンネルを作っておくのが重要なかんじ。この種の情報がやり取り出来てないチームはやばみある(個人の意見です)。
#メール過多による負の連鎖
これまでは↑のような重要度/緊急度がさまざまな情報を「口頭/電話」か「メール」だけでやり取りしていて、
「情報を選別するのが大変」→「必要な情報が見逃される」→「重要度/緊急度の低い情報が共有しにくくなる」→ディスコミュニケーション、の良くない結果に陥ってるのではないかと、(あくまで肌感覚の話だけど)思うわけです。
#そこでSlackですよ
もちろん情報の送り手/受け手、双方の学習コストはちょっとかかってしまうのだけど、「重要/緊急な情報はそのように」、「そうでない情報はそうでないなりに」受け取ることができるのがSlackというツール。
Slackはいいぞ!
※「忙しい人こそ」て言い方は刺さりやすいみたい。みんな多かれ少なかれ忙しさを感じているっぽい。
※仕事内容が全てコマンド(命令、上意下達)で済めばまあいいのだけど、メールだと対話的なコミュニケーションが難しい。
※重要かどうか、人/場合によって違うのもミソ。その場では重要でない情報が後になって必要になったり。
※そのほか「重要度×/緊急度○」とかの場合の例を考え中/追記中