概要
AWSについて学習していたときに出てきた、マネージドサービス/アンマネージサービスについて理解するのに少し混乱したためまとめてみた。
参考書籍
ゼロからわかる Amazon Web Services超入門 はじめてのクラウド かんたんIT基礎講座
マネージドサービス/アンマネージサービス
マネージドサービスとは
特定の目的の設定が完了した状態のサービスを貸し出すサービスをマネージドサービスという。
代表的なものとしてS3などが挙げられる
アンマネージドサービスとは
素のままのサーバーを貸し出すサービスをアンマネージドサービスという。
代表的なものとしてEC2などが挙げられる
責任分界点
マネージドサービスとアンマネージドサービスでは、どこまでを自分で担当するか、どこまでクラウドサービスが担当してくれるかという違いもある
この担当の分岐点のことを責任分界点という
責任分界点がクラウドサービス側に寄っているものほど保守運用をクラウドサービスに任せられる = 運用の手間を軽減できるということになる。
SaaS、PaaS、IaaS
クラウドを語るとき、「どこまでの機能が提供されるのか」を分ける用語としてSaaS、PaaS、IaaSという3つの言葉がよく使われる。
SaaS
ソフトウェアの機能がサービスとして提供されるもの。
多くのマネージドサービスがこれに相当し、利用者は保守・運用の一切を任せることができる。
PaaS
アプリケーションを実行するためのプラットフォームを提供するもの。
IaaS
ネットワークや仮想的なサーバーなど、インフラ部分を提供するもの。
アンマネージドサービスがこれに相当し、利用者は全体の保守・管理をする必要がある。