はじめに
こんにちは、はじめまして!
高卒で6年勤めた会社を2024年3月末で退職することになり、転職活動や退職を通じて感じたことをかなり正直に書き留めたいと思います。
ちなみに次は4月からフルリモートで東京の会社に勤めます。
簡単に経歴
- 高卒(情報の専門系)
- 現在24歳 社会人6年目
- 地方出身・地方在住
- Web系のSE
現職について
地元では一番歴史のあるIT企業です。
中小企業ですが、地方にしては規模の大きな会社で部署によって業務も働き方も全く違います。
私は主に民間の企業のWebシステム開発を担当していて、提案から保守まで一貫してやる『なんでも屋さん』的なところにいました。
SEですが外出も多くお客様とお話することが好きなため働き方としては向いていたのだとと思います。
また、入社5年目で初めて15人月ほどのプロジェクトのPMも担当させてもらいました。
転職のきっかけ
結果的にはいろいろな要素で悩みましたが、最初のきっかけは端的に給与面です。
高卒の給与水準が低く、将来的にもあまり上がる見込みがありませんでした。
かなりショックだったのは大卒の新卒より基本給が低かったことです。
数千円とはいえ、私のモチベーションを下げるには充分でした。
(学歴で任せてもらえる仕事が違ったり、
私自身が求められている水準に達していないのであれば仕方ないと納得できるのですが)
とはいえ、最初は転職エージェントに登録してみて
いいところがあれば転職しようかな~くらいのノリでした。
ちなみに6年目現在で 基本給18万/年収320万 です。
残業単価も低いので60h残業しても手取りは22万円ほどでした。
とはいえ、終身雇用を前提とした給与体制で
退職金制度もあるので合う人には合うのだろうと思います。
転職活動を通して感じたこと
モダンな開発へのスキル不足
今までは井の中の蛙だったのだと痛感しました。
入社してこれまでほとんどの開発が自社FWでオンプレ。
ギリLaravelなら案件で触ったかな程度のスキル。
ReactもVueもDockerもAWSも、使ったことがありません。
すべての企業において上記のようなスキルセットがないと通用しないわけではないことは理解していますが、エンジニアとしての自分がこのままではだめだと感じました。
自分がやりたいこととは何か
そもそもエンジニアを続けるのか?向いていないのでは?
頻繁に技術のキャッチアップをしているわけでもない私が
今後もエンジニアを続けられるのか、自信を喪失しました。
他業種へ進むことも視野に入れましたが、
面接でこの不安な気持ちも理解した上で採用していただける企業が見つかりました。
お叱りを受けそうな甘い考えかもしれませんが
せっかく拾っていただけることになったので精一杯努めようと思います!
退職について
よく、結婚より離婚のほうが大変だなんていいますが、会社に置き換えても同じだなあと実感しました。
退職の意思を上司に伝えてからしばらくは毎日のように面談がありました。
面談の中で特に印象に残っている言葉たちは
「もう少し我慢してほしい」
「考えが甘い」
「絶対に管理職になれるからもったいない」
「フルリモート勤務は病むぞ」
「明日までに内定辞退してきなさい」
などなど
正直自分でも管理職になる未来は見えていたのですが、会社の方針だったり給与体制が変わらない限りは
将来の部下に私と同じような我慢を強いることになると思い、改めて退職を決意しました。
高卒で入社したということもあり、
育ててもらったのに裏切るようで申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが
距離の近い上司ほど最後には応援してくれてありがたかったです。
最後に
現職は若手も少なく、SEの友人もほとんどいませんが、
もしかしたら私と同じような状況であったり不安・悩みを抱えている方がいるのではないかと思い記事を書いてみました。
余談ですが、普段からQiitaの記事は読んでいたのですがいざ自分が書くとなるとなかなか難しく、inputするのにも意識してinputしないといけないなあと感じました。
いろいろと書きましたが、今の職場には沢山の経験を積ませて育ててくれて、尊敬する先輩方にも出会えて本当に感謝しています!
4月からはフルリモート勤務になるので、
環境面やコミュニケーション面についてレポートしたいと思います!