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初学者のためのPython 環境構築@2019/9 版


誰のため?

 pythonの環境設定で苦労している pythonの初学者


はじめに

 Python が様々なシーンで使われることが多くなってきた。特に昨今盛んになっているのがAI、機械学習、金融や初学者向けのプログラミングの学習などである。pythonはインタプリタ言語として比較的歴史があるので、python2.x, python3.xの2つのバージョンが並列している。特にpython2.xで開発され、未だに運用されているケースも数多ある。そこで本稿では、python2.x系と3.x系を併存させる方法について論じる。


使用目的と実行環境


WindowsとMacOS


2.x系列が不必要な場合=>Anaconda

Windows/Mac 単体で使う場合は、Anacondaでそのままインストールするのが手間がかからない。以下は読まずに最後のIDEの項のみ設定すれば良い。


Linux

LinuxではROSを利用したり、先に述べたAIの勉強を行うので、環境を切り替えて使う。


目的

 python2.x とpython3.xの環境を共存させる。


背景

 筆者自身がROS(Robot Operating System)や機械学習, 金融関連の処理をpythonで構築する必要がある。ROSはデフォルトで呼び出されるpythonは(=コマンドプロンプトで、いきなりpythonと入力時に)2.7が動作する環境が必須で、その他の場合は3.7以上が望ましい。


環境


python2.7環境

 現在のDistributionの環境をそのまま使う

$ python -V

python2.7.12


python3.7のインストール


Linux(ubuntu)

 1. $ sudo apt update

 2. $ sudo apt install python3.7

 3. .bashrcの編集

  .bashrc (最後に下記を追加)

  alias python3='/usr/bin/python3.7'

 4. $ source .bashrc

 5. $ sudo apt-get install python3-distuitls


Mac

T.B.D


共存方法(virtualenvを採用)


  1. pip install


    • Linux

      $ sudo apt install python-pip

    • Mac

      T.B.D



  2. python2側でvirtualenvをインストール(Linux/Mac共通)


    • $sudo pip install virtualenv virtualenvwrapper --ignore-installed six




  3. virtualenv, virtualenvwrapperのセットアップ


    1. 仮想環境のディレクトリ作成

      $ cd ~

      $ mkdir ~/.virtualenvs

    2. .bashrc ファイルの作成

      .bashrc

      export WORKON_HOME=$HOME/.virtualenvs

      source /usr/local/bin/virtualenvwrapper.sh

    3. .bash_profileに以下の行を追加

      .bash_profile

         :

         :

      if[-f ~/.bashrc];then

       .~/.bashrc

      if

    4. .bash_profileの再読み込み

      $ source .bash_profile




仮想環境


構築


  • Linux

     $ mkvirtualenv --no-site-package --python /usr/bin/python3.7 env0


  • Macintosh

     $ mkvirtualenv --no-site-package --python /usr/local/bin/python3.7 env0



取り扱い


  • 仮想環境への移行

     $ workon env0


  • 仮想環境一覧

     $ workon


  • 仮想環境の終了

     $ deactivate



実行環境の整備


  • 必要な環境はpipを用いて個別に設定していく


    1. 仮想環境への切り替え

       $ workon env0

    2. 必要な拡張をインストール

      プロンプトが(env0)$となっているのを確認して、pipにてインストール

      (env0)$ pip install pandas-datareader

      同様に下記もインストール

      seaborn, pyserial, jupyter




IDE

 python用には様々なIDEがあるが、VisualStuido Code (VSCode)を利用する。

 下記のextensionを導入している。

 1. 導入extension

  - python

  - RainbowCSV

  - EditCSV

  - filesize

 2. インタプリタの設定

  pythonの環境が複数入っている場合は、以下の通りにインタプリタ(python version)を設定する

  1. Ctrl + Shift + P => コマンドパレット

  2. python select interpreter で検索

  3. 上記で設定した環境を選ぶ(今回はenv0)

 3. WordWrap(行末の折返し)の設定

  File->Preferences->Settings

  Editor.WordWrap

   Off=>On

 4. その他

  max_user_watches数が少ないと警告が出たら、

  $ cat /proc/sys/inotify/max_user_watches で確認

  8192

  $ sudo nano /etc/sysctl.conf

  行末に以下を追加

  fs.inotify.max_user_watches=524288

  nanoを終了し、

  $ sudo sysctl -p