mBaaSのSDKはcocoaPodsからインストールすることも出来ます。
cocoaPodsを利用すれば、コマンド一つで必要なライブラリが簡単にインストールされたり、gitやsubversionでの
リポジトリ管理は外部ライブラリを除いた部分だけ管理すればよくなるといった利点があります。

#cocoaPodsの導入
さっそく導入と行きたいのですが、今の自分の職場の環境ではプロキシの問題がありますので、
その設定方法も合わせて記述いたします。

##ターミナルからpodsをインストール

通常環境（非プロキシ環境）

$ sudo gem install cocoapods

プロキシ環境

$ sudo gem install cocoapods -p http://ユーザー名:パスワード@プロキシのサーバアドレス:ポート番号

ただ、最近macOS EL Capitanからrootlessという概念が登場したみたいで、root権限を持つユーザーでもアクセスが制限されるようなので、インストール場所を変更する必要があるようです。（/usr/local/binの場所は例としてです）

macOS EL Capitanでの設定方法

$ sudo gem install -n /usr/local/bin cocoapods -p http://ユーザー名:パスワード@プロキシのURL:ポート番号

##セットアップ

$ pod setup

これでpodsの導入が完了となります。

#外部ライブラリをインストール
では、実際に外部ライブラリをインストールしていきましょう！！

##podファイルの作成

まずcdコマンドで外部ライブラリをインストールするプロジェクトへ移動しましょう。

$ cd myProjects/application/myProject

移動が完了すると、

$ pod init

でプロジェクトのフォルダ内にpodfileが作成されます。
（podfileはテキストエディタで編集できます）

podファイルの中身は、以下のように記述しましょう！

platform :ios,’9.3’

target "myProject" do
   pod 'NCMB', :git => 'https://github.com/NIFTYCloud-mbaas/ncmb_ios.git'
end

バージョンを指定する場合

pod 'NCMB', '~> 2.3.1'

ブランチを指定する場合

pod 'NCMB', :git => 'https://github.com/NIFTYCloud-mbaas/ncmb_ios.git', :branch => 'ブランチ名'

##外部ライブラリのインストール

$ pod install

これで無事に成功すればcocoaPodsを使ってmBaaSを導入出来ます！