賃貸でもできる!1万円玄関ドアDIY
というタイトルが適切かもしれない。
玄関ドアが薄い
引っ越したばかりの冬は鬼寒かった…風もピューピュー吹き込んでうるさい。
その後初めての夏が来た。開放的な季節である。
みんな開放的なので、結構生活の音が目立って入ってきていることに気づく。
入ってきているということは、出ていってるということでもある。
寝言といびきが酷いタチということもあり、ここで少し背筋が寒くなる。
ともあれ、風の吹きこみなどスキマを塞いでいけば音も心配無用になるだろう…と考えて一か所づつ容疑者を潰し、
音漏れの重要な容疑者は半ば分かっているものの、その対策の面倒さゆえに目をつぶられ続けてきた箇所があった。
玄関ドア、もうお前しか居ない。お前が薄いのがすべての元凶だ…!
うちのようなミニ戸建てだと、玄関からの熱・音がバカにならない。
廊下はあるものの、玄関から逃げていく熱や音・逆に入ってくる熱や音はまったくバカにならない。
冬寒く夏暑いのもうちの「どノーマルのアルミ中空ドア」が主原因の一つだと思い、なんとかせねばと具体的に動く。
玄関リフォーム頼むと30万からする
玄関リフォームで検索するとさっくり出てくる。プロに頼んで2,30万~が相場。
さすがにさっくりと出せる額ではないし、すこしDIYであがいてみようと思った。
資材などをAmazonで検索すると色々見つかる。
オトナシートなどというお手頃な定番品もあるらしい。
でも全面に貼るとなると結構な値段になるな、一度貼ったら接着剤べっとりは嫌だし…などと考えながら選定をすすめ以下を選んだ。
DIYなら10,000円程度でできそう
ミニマムなら、遮音シート3500円+接着剤2500円の6000円でひとまず対策出来る。
吸音材はやっぱり必要そうなので+4000円で考えるとだいたい1万円くらいの予算に収まる感じに。
激安DIY。
遮音シート(遮音材)
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なにはともあれまずは遮音。重いシートだが、その質量で音をはじき返す役目。
10mもいらないと思うだろうが…これは色々使いでがあるので意外と10mは使い切れると思う。
椅子の下に敷いて階下への遮音に使ったり。冷蔵庫の下に吸音材と一緒に敷いてもいいと思う。ベッドの下に敷いてもいい。
うちでは押し入れに貼り付けて防音スペースにしようか検討している。
ドアに1枚張るだけで2m使うし、2枚重ね3枚重ねにしたり、切り抜きを試行錯誤してるうちに意外と消費できる量。
ほかの型番は試していないが、この型番のものは本当に扱いやすい素材だった。
カッターで撫でたあとは手で綺麗に引きちぎれるという驚きのプロ資材。
床にも優しい。重量は1m辺り2kg。
吸音材
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上記遮音シートのレビューを読み込むうちに、また吸音材なしで試してみてわかったことだが、吸音材はやはり必須。
遮音シートだけ2枚重ね<遮音シート1枚+吸音材1枚
遮音+吸音がやはり大事みたい。
こっちも結構使いまわしが効く素材をチョイス。「車+デッドニング」で検索すると色々な素材が試されているみたい。
ニードルフェルトやシンサレートなど、またはうちみたいに余っていたニトリの絨毯下敷きなど手に入りやすいものを。
遮音シート単体で試してみた結果、吸音するものはなにかしら入れるのを勧める思いです。
ニトリ 低反発ラグパッド 下敷き専用(180X180)
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両面テープ
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うちは中空アルミドアなので、タッカーなどでの固定ではなく両面テープでの接着をチョイスした。
余計な穴開けて隙間風増やしたら嫌だし…やり直しもしたかったので。
信頼のブランド、3Mのごっつい値段の両面テープ。これは2週間程度放置したアルミドア側からも綺麗に剥がせた。
ノンブランドの両面テープは、べっとり跡が残るレビューを見て敬遠した。オトナシートも同様。
ガチの人は塗る系の接着剤でもいいかもしれない。
上記テープは10mあるので、上下左右隙間なくキレイに貼って残りは4mくらい。吸音材を内側に軽く固定するくらいなら1セットで間に合う。
木製ドアだったらタッカーでガチンガチンとやってもいいと思う。
あと、遮音シートを2枚重ねにするのにもタッカーは役立つと思う。タッカー芯は13mm芯くらいの、長いものを選んだ方がよさげ。
24時間換気パイプの防音も必要かも
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安いスポンジ材もあるが、硬い素材で出来たサイレンサーのほうが効果は高い模様。
こっちは別記事で予定。
DIY、寸法取り命
さて、資材が届いたらさっそくDIY開始…の前に寸法取りをしっかりやろう。
ドアは1度貼って剥がした試行後なので汚くて申し訳ない。
こんなドア | 寸法取りメモ |
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ドア内側のサイズをしっかり測って、遮音シートと吸音材を切り抜く。
こんな感じに仕上がる。
遮音シート | 吸音材 | 吸音材厚み10mmくらい |
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ポイントは2点。
遮音シートは玄関ドアジャストサイズで切り抜き。
だが吸音材は、両面テープ用のノリ面を各5cmは小さ目に切り抜くこと。
吸音材自体の厚みにもよると思うが、10mmの吸音材だと5cmは必要だと思った。
両面テープは、4隅ごとに1枚につなげて、細かく切らないこと。
一気に貼れるように準備しておくのがコツ。
はく離紙を一気に剥がして仕上げないとグダグダな出来上がりになります。。
一番上を仮で貼り、ドア上下の位置取りを決めたら、ドア両側上から本貼りしつつ合わせていく。
一番上留めるだけで落ちてこないから3Mのテープまじ強力。
施工例
出来上がりはこんな感じ。
なんとなくカラオケブース感が出てきた。
こんな感じの仕上がりが無理という方は、カッティングシートなどを貼る。
それかおとなしくプロに依頼してリフォームしてもらおう。
1 | 2 | 3 |
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改良予定
とりあえず遮音シートだけ2枚重ねから始めた。
それだけで意外と静寂感は出てきたのはあったが、完成イメージが定まっていなかったのもあり仮留めのうちに剥がれてしまった。
遮音シートだけでも爆音バイクの音など、重低音はかなり響かなくなっていたのだが、ドア自体のガタピシ音には無力な印象。
どのみちあとで吸音材をしっかり選んで貼りなおそう…と考えていたら剥がれ、家に適当なものがあったのを幸いに、吸音材を挟んでしっかり施工しなおした。
黒いドアなので、ガタピシは色味のせいもあると思う。
それでも吸音材を挟んで、断熱材効果のせいかガタピシは気持ち減ったと思う。
そのうちに、表側も直射日光を反射する色味のカッティングシートを貼りたい。(ダイノックシートやサンゲツリアテックなど)
感想
他人の身になって考えてみる。
朝の出勤時間帯に高いびきの音などどこかから聞こえてこようものなら、自然とドアを閉める腕にも力がこもろうもの。
本当に申し訳ない感じがする。お恥ずかしい限り。
オトナシートの商品名ではないが、大人として、、出来ることはやっていきたい。
断熱についてはまだ様子をみる必要がありそうだが、
吸音材が断熱材にもなるはずなのでこの冬寒さに耐えられなければ諦めてリフォーム…になるといいな。
今回アマゾンビジネスに登録して注文してみたのだが、初回のみのクーポンで安く買えた。
1000円引きクーポンだけだと思ってたのだが、謎の割引で資材が6割くらいの値段で揃った。
味を占めてアマゾンビジネスを何度もリピートしたが、割引は初回のみだった模様。。
掴みは抜群だと思うのでうまい商売だ。
未登録の方は、この機会にぜひおすすめしたい。
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#その後
やはり両面テープは寒暖差に弱く、剥がれ落ちてきた。
1か月ほど放置してしまったがあまりにみすぼらしいのでネジ止めを決行する。
上部を4か所ほど、タッピングビス+ワッシャーで押さえつける構想。
4000円ほどの電動ドライバーを持っているが、アルミドアを抜くのにも使えた。が、やはり場所を選ばないと通らないところもあった。
タッカーは当然通らなかった。
重低音が響かなくなる効果は感じていた通り。剥がれていた1か月は、やはり筒抜け感はあった…なぜ放置した。
電動ドライバーはUSB充電できるものがおすすめ。充電器はデカイし邪魔です。