スプレッドシートを使用初めて3年。スプレッドシートまじ優秀なんでもっと広がることを切に願い記事を書きました<(_ _)>
※この記事でのエクセルはローカルバージョンのエクセルを指します。
全くスプレッドシートを聞いたことも見たこともない方は一旦、Excelのクラウドバージョンのように考えて読み進めてみてください。※Excel365がありややこしいですが<(_ _)>
#目次
クラウド
無料で使える
覚えたら無双できる関数がある
GoogleWorkSpace内の別サービスと連携
GoogleAppScript(GAS)
まずは使ってみてください
##クラウド
まぁなんといってもまずはこれでしょう。最近はエクセルファイルをメールで添付して送られた日にはもはや返信しないレベルまで来ているのですが、今時ローカルエクセルファイルて。
PCにダウンロードして、編集上書きして、メールで添付して送信。。。めんどくさすぎる罰ゲームでしょこんなもん。
それに比べてクラウドだとURL共有。終わり。ついでに編集状態がリアルタイム。色々下にだらだら書いてますが、これだけでローカルバージョンのエクセル使用する意味がゼロ。
##無料で使える
無料ってすてき。投稿日時点ではGoogleはまだ無料で使わさしてくれてます。※Googleアカウント必要
##エクセル機能を網羅した表計算ツール
エクセルのように縦横の方眼紙になっており、Book、Sheet、Cell、関数などのエクセル基本概念はほぼほぼ同じ。
Sheetの増減、Cellの色付け、条件付き書式、フィルター、画像の挿入、グラフの作成、表計算などなど。エクセルでお馴染みのことが苦労することなくスプレッドシートでも可能です。
特に、エクセルだと組み込みの関数(sumとかvlookupとか)を使用することが多いと思いますが、使用頻度の高い関数については関数名、仕様(引数、return)が一緒です。ですのでエクセルユーザーはスプレッドシートをいきなり使用しても困ることはありません。まぁ多少のUIの配置は覚えなければなりませんが、こんなもの問題ではありません。
##覚えたら無双できる関数がある
下の関数を全て自由自在に使用することができたら会社内、いや地域内では無双できます。
関数名 | 仕様 |
---|---|
Query | SQL言語に近い書き方でデータの抽出条件などの指定が可能。 例:=QUERY(A1:D25, "SELECT * WHERE D IS NOT NULL") A1からD25セルのデータでD列にデータが入っているもののみ抽出 |
ImportRange | 別スプレッドシートのデータを参照することができる。 例:=IMPORTRANGE("スプレッドシートID","シート1!A1") スプレッドシートIDのスプレッドシート、シート1のA1セルを参照 |
ArrayFormula | 配列関数と合わせることで配列を返すことができる。 例:=ARRAYFORMULA(ROW(A1:A1000)) A1セルに書くとA1セルに1からA1000セルに1000まで連番ができる。 |
Regex系 | 正規表現が可能。REGEXMATCH, REGEXEXTRACT, REGEXREPLACEの3種類 例:=REGEXREPLACE(A1, "[都道府県]$",) A1セル東京都 → 東京 A1セル北海道 → 北海 A1セル大阪府 → 大阪 A1セル沖縄県 → 沖縄 |
この中でも特にQueryはやばい。先に断りを入れておくと難易度はまぁまぁ高い。ですが、この関数だけでデータの多岐にわたる条件分けが可能。
##GoogleWorkSpace内の別サービスと連携
これは中級以上となるかもしれませんが、GoogleWorkSpace内別サービスとの連携が可能。
例えばよく使用される連携の代表はGoogleForm。GoogleFormの回答結果をスプレッドシートに転記。もちろんクラウドなんでGoogleFormの回答結果を一度PCにダウンロードしてなんていうことは必要なし。回答後リアルタイムで指定のスプレッドシートに反映させることができます。
他にもスプレッドシート内のデータをスプレッドシートからGmail送信(私はよく使用します)なども可能。
Google Workspace とは
Google の提供するグループウェアとして利用可能な組織向けオンライン アプリケーション セットです。
高度なセキュリティと 99.9% の稼働率が保証されたクラウド コンピューティング サービスです。
##GoogleAppsScript(GAS)
これも中級者以上になるかもしれませんが、Google Workspace内で使用する独自プログラミング言語GASを使用したスクリプトの作成ができます。
エクセルのVBAマクロを使用したことある方ならイメージしやすいかもしれませんが、何かの自動処理であったりをスクリプトとして作成することができます。
更にGASはJavaScript(プログラミング言語)を基本としているため、JavaScriptを使用している方は学習コストが圧倒的に少なくGASを覚えることができ、JavaScriptを使用したことない方でもGASを覚える = WEBで欠かせないJavaScriptの基本を身に着けることが可能です。
スプレッドシートは組み込み関数から覚えていくと思いますが、このGASもトライされてみることを強くおススメします。使えるようになるとまた一段階世界が変わります。
##バージョン管理が簡単すぎる
エクセルファイルでバージョン管理するとなるとファイル名に_01、_02など複数ファイル作って保存する必要があるかと思います。スプレッドシートではこれが必要ありません。
どういうことか。スプレッドシートは編集の度にバックアップが行われます。イメージとしてはあっ、あの時に戻りたいなと思った編集の時までいつでも戻れることができるのです。また、やっぱり最新バージョンまでなど柔軟に簡単にクリック操作だけで行うことができます。
これにより複数ファイルを補完するなど煩雑なことは行う必要がなくバージョン管理を行うことができます。
##なにはともあれまずは使ってみてください
とまぁ具体例をあまり出していませんがざっとこのような理由で私は脱エクセル、スプレッドシートばかり使用しているところでございますです。
私は神ツールだと思っているのですが、世間では紙ツールだと思っている方も多いようで。。。スプレッドシートを使用したことがあるけどエクセルローカルバージョンに戻っているという方数名になぜエクセルに戻ったか伺ったことがあるのでその理由をご紹介し、華麗にツッコミを入れていきます。ここら辺はまた違う記事で書こうかなと思う。
では。