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#学生LTAdvent Calendar 2017

Day 13

企業で使われているサービスは無料で使える。そう、学生ならね。

Last updated at Posted at 2017-12-13

どうも。かちおです。
学生エンジニアの皆さんは、いろいろなWebサービスやツールを使いながら開発をしていると思います。
今回はそんな便利なサービスを、学生の間だけ無料で使う方法をいくつか紹介していきたいと思います。

学生の優遇について

クラウドサービスやビジネスツール、CIなど、特に海外で有名なものは、学生の開発を支援する取り組みがあります。
殆どのものが、学生の申請をすれば、有料のサブスクリプションを無料で利用できるようになったり、サービスで使えるクーポンコードなどを付与したりなどの方法を取っています。

それでは、さっそく見ていきましょう。

Github Education

githubでは、githubを利用する学生に向けて、プライベートリポジトリを無料で使えるようにするGithub Educationという仕組みがあります。

これに応募するには、学校発行のメールアドレスと簡単な英作文が必要になります。
自分は「学校の人たちでgithub使ってるんだけどいろいろと外部に公開できないコードかいたりするんだよね(意訳)」みたいなことを2行で英作文したら通りました。

また、Github Educationは、他の学生向け優遇の前提になっていることが多いです。とりあえず取得しておきましょう。

AWS Educate (Amazon Web Service)

AWSには、AWS Educateというものがあります。学校にもよりますが、数千〜数万円分のクレジットをチャージしてくれます。またGithub Educationに参加していると、さらに数千円分クレジットをもらうことができるようです。(Github Educationのdeveloper packページからプロモコードを取得可能)

Degital Ocean

VPSで有名なDegital Pceanでは、これまたGithub Educationに参加していると$50分のクレジットをもらうことができます。

Gitkraken

GitのGUIソフトで有名なGitkrakenでは、プロアカウントを無料で一年間利用できます。
これもGithub Educationに参加している必要があります。

Sendgrid

メールアドレスの運用やSMTPサーバーなどのSaaSが利用できるSendgridでは、プロエディションの機能が無料で利用できるようになります。これもGithub Educationを利用していることが前提になっています。

Stripe

難しい実装をせずに、簡単にクレジットカード払いなどの決済をサービスに導入できるStripeでは、10万円までの決済なら手数料が免除されるようになります。

TravisCI

CI(継続的インテグレーション)ツールであるTravisCIでは、通常有料であるプライベートリポジトリのCIを無料で使えるようになります。Github Educationへの参加が前提です。

Atlassian Classroom

バグの管理やアジャイル開発のJiraやhipchat、trelloで有名なAtlassianでは、Atlassianのサービスを授業に取り入れることができるAtlassian Classroomを提供しています。学校ごとの申込みが必要です。

Google for Education

Google for Educationでは、DriveやGmail、その他Google系サービスの有料プランであるG suiteを、無償で利用することができます。Google for Educationは学校や研究室単位で申し込まなければいけないので、導入は大変ですが、作業効率化でいうとたぶん相当効果があるはずです。

Microsoft Imagine

Microsoft Imagineは、Microsoftが販売する様々な有料ソフトを無償で利用できるツールです。
**(一部機能が制限されていますが)**Azureを始め、SQL ServerやWindows 8、Windows Server 2016などを利用できます。

最後に

ここで紹介したサービスは、実際のIT企業の現場に取り入れられているものです。
もちろん個人の趣味の開発に取り入れ、効率よく開発をすることもできますが、サービスの使い方を学ぶことで、これからのインターン、就職にも役に立つようになります。
せっかくの学生期間です。遠慮せずさまざまな有料サービスを使ってみましょう!

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