概要
写真に含まれるEXIFのGPS情報を使って、QGIS上に撮影位置を点シンボルとして表示する方法を紹介します。
QGISプラグイン「QSurveyMapReport」を使用します。
検証環境
- OS:Windows 11
- QGIS:3.32
- プラグイン:QSurveyMapReport v1.00
QSurveyMapReportのインストール
1.インストールファイルのダウンロード
以下のリンクより、「QSurveyMapReport.zip」をダウンロードする。
2. プラグインのインストール
「プラグイン > プラグインの管理とインストール > ZIPからインストール」より、ダウンロードしたZIPファイルを選択し、インストールを実行する。
3. プラグインの有効化
QGISを再起動し、「プラグイン > プラグインの管理とインストール」 からQSurveyMapReportを有効化
写真のEXIFデータを解析し、点シンボルとして読み込む
リポジトリ内のサンプル写真(TestData
フォルダ)を例に、以下の手順で操作します。
- プラグインを起動し、「...」から写真フォルダを指定
- 「Make CSV」から、写真データのEXIF情報をCSV出力
- 「Input Map」から、CSVデータを選択し点シンボルとして読み込む