6つ目 睡眠の環境チェッカー
6つ目は、睡眠の環境チェッカーです。
きっかけ
睡眠は生きていくためには必要不可欠であり、徹夜の場合は脳の機能が著しく低下します。だが、睡眠の質が悪い場合もストレスの耐性が下がったり、日中の怠さや倦怠感に繋がったりしてしまいます。寝ているはずなのに体が休めていない状態だと、日常生活に支障をきたしたりしてしまう可能性もあります。私もその経験があるため、眠りの質を高めるために自身で出来ることはやるようにしています。
これを解決するためにはどうしたらいいかを考えたときに、部屋の温度や明るさ、煩さ、それぞれに反応して違う音のアラームを鳴らし、Microbitにマークを変えてそれぞれ表示をしてくれるシステムを作ろうと考えました。
3つの項目にしたのは、それぞれ理由があります。睡眠時に温度が低すぎると、体温維持のため皮膚から熱が逃がしにくくなり、逆に高すぎると外気に熱を逃がしにくくなります。部屋が明るすぎると、快適な睡眠に必要なメラトニンの分泌が抑えられ、不眠や生活リズムが崩れてしまいます。周りが煩すぎると、中途覚醒や浅い睡眠になってしまい、これを繰り返してしまうと自律神経が乱れ体調不良の原因になってしまうからです。
実際に作ってみる
プログラム
結果
それぞれの範囲外では、きちんと写真のように変化することが確認できました。
反省点
布団の中の温度と外の温度では差が生まれてしまうため、改善するには温度を測れるセンサーを取り付け、センサーを布団の中にいれ、それ以外を外に出すことで解決できるのではないかと思いました。