1つ目 忘れ物確認システム
1つ目は、忘れ物確認システムです。
きっかけ
私は大学時代に限らず、教室に忘れ物をする機会が多い方でした。移動教室の際に机の下に置いたものをそのまま忘れたり、大学では学生証や傘、その日配布された資料などを入れっぱなしのまま移動してしまったりしたことが何度かありました。
自身の不注意が招いている結果でしたが、次の移動を急いだりしてしまうとどうしても立ち去る際の確認がどうしても疎かになってしまっていました。大学4年に上がり、研究室で作業するようになってからは少なくなっていていましたが、これを解消出来たらいいと考えました。
私が所属している研究室は、obnizで出入りの際の鍵の開け閉めと電灯の点灯消灯の2つを同時に行うようにしています。これだけでも便利ですが、私はここに新たな機能を足して、私が個人で使う用のシステムを作ることにしました。
実際に使用しているプログラム
研究室のドア
研究室の電気スイッチ
(研究室の電気スイッチ サーボモータはグルーガンと結束バンドで固定している)
起動するとこんな感じ
実際に作ってみる
研究室で使っているプログラムに、以下のような部分を追加した。
元のプログラムに、忘れ物はないかもう一度見返して忘れずに持って帰ろう、とAIに喋るように設定し、聴覚で情報を受け取ることができるようにしました。ですが、学校内ではスマホは消音サイレントにしている確率が高く、気付かないケースの方が多いのではないかと思ったため、改良をしました。
obnizの起動画面を立ち上げ、開け閉めのボタンが出現する際に忘れ物が無いかをテキストデータで表示し、促すように改良しました。
結果
ここではいを選んで押すと、鍵が閉まるようになっており、いいえを選ぶと鍵が開くようになっている。
本来は、スマートロックのボタンを押した後に忘れ物が無いかを表示したかったのですが、ブロックプログラムでは上手くいかず断念しました。
感想
これを個人的に利用することで、忘れ物が無いかテーブルの下を確認するようになり、多少の効果は見られたと感じています。