今回はSEOのお話です。
SEOは、「検索エンジン最適化」の略です。
簡単に言うと、Google検索した時にホームページだったり記事だったり、自社のサイトのページを検索の上位に表示するための方法です。
方法と言っても、「こうすると良い」と言われているいくつかの書き方(ルール?)・サイトの作り方があります。
ホワイトハットSEO、ブラックハットSEOという言葉もありますが、そこをじっくり話すと長くなるので今回は割愛しています。
今回は、「h1タグはページ中に1つしか設定できないのか?」をテーマに書いています。
SEO初心者だったりすると、このあたりは曖昧で分かりにくい部分かと思います。
なので、私なりに「h1タグはこういう風に扱うと良いですよー」と思っていることをまとめます。
h1タグはページ中に1つ以上あっても良い
結論から言うと、h1タグはページ中に1つ以上あっても問題はありません。
実際、ページを作成していると、ヘッダーにサイトのロゴが入りますし、ページのタイトルもh1タグで作成することが多いです。(この段階で、h1タグはページ上に2つ存在しますね)
なので、ページなり、記事なりの中でh1タグが複数存在することは特に気にすることではないです。
実際、h1タグが複数あるページでもGoogle検索で上位に表示されています。
ただ、気を付けたいポイントがあります!!
それは・・・
h1、h2、h3などHTMLの記述的に正しくコーディングする必要はある
です。
h1が複数あっても良いですが、HTMLの記述ルールは守りましょう ということです。
具体的に書くと
- h1の次にh2タグが来ること
- h1の次にh3やh4が来ないこと
- h1とh2は文章の構成でも親子関係であること
- ページのタイトルにh2を設定しないこと(設定した場合は、それ以降はh2以降のみ使用すること)
どんなに良いコンテンツをまとめたページを作成しても、Google検索の順位を決定するのはGoogleが使っているロボットです。(クローラーと言います)
ロボットがページを確認するわけですから、文章や人が理解しやすい流れになっているかは配慮されません。(多少は見られていると思いますが)
HTMLの記述ルールとして、「読みやすいページかどうか?」を見られています。
なので、「ロボットが見て、分かりやすいページとして作成していること」は、SEOの観点からすると押さえておきたいポイントですね。
実際、ホームページ、ECサイトの開発の場では、このことを意識していない現場もあったりします。
(今の時代はある程度CMSやフレームワークで補えたりしますが・・・笑)
さいごに
システム開発だから、SEOは関係ない。
ではなく、システム開発もできるし、SEOもできるスキルを身に付けたいですね。
これはSEO以外でも当てはまりますけどね。