「個人開発したい」
と思って、プログラミングの世界に入ってきた人は少なくないです。
かくいう、私も若干そうです。
年々アプリ(スマホもWebも)のクオリティが上がっており、個人開発では厳しい社会が広がってきています。
そこで個人開発のリスクとリターンについて考えてみました。
これから個人開発を始めようと思っている人のためになりますように。
個人開発のリスクとリターン
個人開発の一番の醍醐味は、自分がアプリの開発者だと言えることでしょう。
また、「アプリで稼ぎたい!」ということも実現できます。
実際、個人でゲームアプリを作成して、1ヶ月で数千万円稼いでいる人もいるとかいないとか。
そんな夢が沢山詰まっている個人開発ですが、当然リスクもあります。
(どんな開発でもリスクは付きものですが)
個人開発は、自分一人で全ての調査・開発を行う必要がある
開発が好きな人なら全く気にならないと思いますが、すべての調査と開発をする必要があります。
技術的に厳しいことや、その後の運用や改修を考えた時に、すべてを自分一人で行います。
スキルがあるなら問題は少ないですが、スキルがない状態の時にはなかなかにハードルが高いです。
開発の段取りを間違えると、時間も膨張しますしね。
今回は調査と開発と書いていますが、営業活動も自分でやる必要があります。
「Twitterでバズったらいいんですよ!」
と思っているかもしれないですが、個人開発のアプリを多くのユーザーに届けるにはかなりの努力が必要ですよ。
長期的な運用でやる場合に他の人に任せられない
アプリが当たり、多くのユーザーに使われるようになりました。
続いて、2つ目以降のアプリの開発をしていきます。
しかし、2つ目も3つ目も自分が開発・運用をしていく。
そうなると、徐々に運用に時間を割くことが増えて、開発に使える時間が減っていきます。
つまるところ、チーム開発のように他の人に仕事を教えて長期的な運用を任せる、そして自分は他の開発を始める。
ということができなくなります。
自分だけが直すから、作業自体は簡単だったり手取り早かったりする可能性はありますが、アプリの数を増やしたり、規模の大きなアプリは開発できません。
アプリはどこまで行っても、運用と改修を繰り返すので、作成したあとのことも考えて作ると二度手間がなくて良いですね。
さいごに
個人開発のリスクとリターンについてでした。
個人でやると自由ですが、猫の手も借りたいほど手が足りない状況になることがありますね。
個人開発は夢がありますが、このあたりの課題を含んでいるので、そこも見越して開発進めていきたいですね。